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エクスペディアが2027年旅行トレンドを発表 兵庫県が検索増加率2位に

エクスペディア・グループは、2027年の旅行トレンド「Unpack ’27」を発表した。日本を含む世界16地域における26,000名の旅行者を対象としたグローバル調査や同社プラットフォームのデータなどをもとにまとめたもの。2027年の傾向として「2027年の注目旅行先」「童心に返る旅」「ロケ地巡り旅」の3つのトレンドを挙げている。

検索数が伸びる「2027年の注目旅行先」と兵庫県の選出

エクスペディアにおける検索データをもとに、検索数が伸びている旅行先10か所が「2027年の注目旅行先」として選ばれた(2025/9/1~2026/7/27の旅行検索数と2024/9/1~2025/7/27の旅行検索数を比較)。

最も高い伸びを示したのはアメリカのサウス・レイクタホ(+195%)で、日本の兵庫県が+95%で2位に入った。3位以下にはプンタ・デル・エステ(ウルグアイ、+65%)、セドナ(アメリカ、+55%)、釜山(韓国、+50%)、ホルボックス島(メキシコ、+45%)、ペルージャ(イタリア、+35%)、ツイード(オーストラリア、+35%)、ナイアガラ・オン・ザ・レイク(カナダ、+35%)、チチェスター(イギリス、+30%)が続いた。

このうち兵庫県、セドナ、釜山、ペルージャ、ツイード、チチェスターの6か所は、同社独自の「スマート・トラベル・ヘルスチェック」に認定されている。世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の考え方を参考に、地域へ過度な負担をかけずに魅力的な体験を提供している旅行先を評価する仕組みである。

日常の責任から離れる大人の「童心に返る旅」

日々の仕事や責任から離れ、子どもの頃の楽しさや自由を取り戻す「童心に返る旅」も注目されている。大人だけで遊園地やテーマパークを訪れる目的として、世界の旅行者からは「気楽なお出かけの一日を楽しむため(69%)」、「パートナーや友人など大切な人たちとの特別な時間を過ごすため(64%)」、「日々の責任やストレスからの解放(56%)」が挙げられた。日本人でも「気楽なお出かけの一日を楽しむため(63%)」、「日々の責任やストレスからの解放(48%)」といった回答が並ぶ。

調査では、世界の旅行者の57%が「2027年に『童心に返る旅』を予約する可能性がある」と回答し、世界のZ世代とミレニアル世代では71%に上った。日本人全体では44%にとどまるものの、日本のZ世代では79%が予約する可能性があると回答している。大人だけで最も訪れたい遊園地として、日本人の81%が「テーマパーク」と答えており、世界各地域と比較して最も高い割合を示した。SNS上でも「気ままな大人旅(carefree, adult-only trips)」に関する投稿数が前年同期比41%増加している(2026/4/15~から6/30の期間における投稿数を2025年同期と比較)。

日本人の旅行検索データ(検索期間:2025/10/1~2026/3/31、2026/4/1~2026/8/31の検索数に基づく)では、浦安が20%増加、アナハイムが50%増加し、オーランドも検索数が伸びている。

作品の公開前から関心を集める「ロケ地巡り旅」

テレビ番組や映画の舞台を訪れる「ロケ地巡り旅」は5年連続でトレンドに選ばれている。世界の旅行者の18%が舞台になったことをきっかけに予約した経験を持つ。

公開前の作品についても、事前に舞台を調べたり予約したりした経験がある旅行者は世界全体で46%、世界のZ世代とミレニアル世代では58%となった。日本人では全体で53%、Z 世代とミレニアル世代では63%に達している。

舞台となった旅行先にかけてもよい金額について、日本では17%が「2,000 ドル超(約30 万円超)」と回答し、世界で最も高い割合となった。日本で最も多い回答は「651~1,000 ドル(約9.8 万~15 万円)」で、世界全体で最多だった「300~650 ドル(約4.5 万~9.8 万円)」を上回っている。

発表後の動向として、ドラマ『エミリー、パリへ行く』のファイナルシーズンがモナコで撮影されると発表された後の30日間で、エクスペディアにおけるモナコへの旅行検索数は120%以上増加した。マイアミを舞台とする刑事ドラマのリブート版の影響では、SNS上のマイアミ旅行に関する投稿数が前年同期比64%増加している(2026/3/1~6/10までの投稿数を前年同期と比較)。

エクスペディア・グループCEOのアリアン・ゴリンは、「2027年は、自分がどのような旅をしたいのかをより意識しながら、旅行先を選ぶ人が増えていくでしょう」と分析している。

調査概要

  • 調査機関:OnePoll(エクスペディア・グループの代理、Market Research Societyの行動規範に基づく)
  • 調査期間:2026年8月4日~9月1日
  • 調査対象:世界16地域(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、シンガポール、韓国、香港、日本)において、今後3年以内に国内または海外旅行を計画している成人26,000名
  • 調査方法:オンライン調査

本記事はエクスペディア・グループの発表をもとに作成しています。

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