Dellows News

第5回Nasu 661 WINE HILLS、11月8日に収穫祭を開催

Nasu 661 WINE HILLSが里山散策コースを公開、収穫祭を開催へ

CATEGORY: ビジネス

栃木県那須郡那須町のワイナリー「Nasu 661 WINE HILLS」を運営する農業生産法人ロイヤルベリーズファーム有限会社は、2026年11月8日(日)に収穫祭を開催します。耕作放棄地を再生した約91ヘクタールの敷地内に整備された散策コースが同日から公開されます。当日は樹木医の案内による散策の後、その年の新酒を味わうプログラムが予定されています。

里山と果樹園が一体となった散策コース

散策コースが位置する敷地は那須御用邸のすぐ南にあり、醸造用水には御用邸と同じ地下水源が用いられています。ブドウやブルーベリーなどを育てる畑、醸造所、里山が地続きになっている点が特徴です。

コース上にはブルーベリー園、ブドウ畑、桑畑、湧水の流れる沢、巨岩、朝日と夕景を望む稜線があり、再生の過程で自生が戻ったコゴミなどの山菜も見られます。同社は、海外の旅行者の間で主流となっている、畑や周辺の自然を歩きながら土地の風景ごとワインを味わうスタイルを日本でも広めていきたいとしています。

散策の後は、テイスティングルーム(約16〜18種/1,100円)でのテイスティングや、テラスグリルの薪焼ソーセージグリル(1,650円)、ブルーベリースムージー(600円)などを楽しめます(価格はすべて税込)。

樹木医と巡る里山の再生過程

散策コースでは、樹木医(自然再生士)の資格を持つ同社関係者の蓮見一男氏がガイドを務めます。人の手が入らなくなって荒れていた土地が、手入れを再開して14年でどう変わってきたのかをたどり、里山の再生を読み解く体験が提供されます。

那須地域は、観光庁が2023年に選定した高付加価値インバウンド観光地づくりのモデル観光地「那須及び周辺地域エリア」に含まれており、同社は福島県・栃木県・旅行会社と連携して「御用邸のふもとの里山を歩く」ことを主題とした周遊コースの造成を進めています。

同社代表取締役の室井秀貴氏は、御用邸の麓に広がっていた原野をできるだけそのまま残しながら再生して里山の中を歩けるようにしたとし、その楽しみ方を日本でも広めていきたいとコメントしています。

耕作放棄地の再生と観光振興の試み

栃木県の外国人延べ宿泊者数は2025年に327,927人泊と過去最高を更新したものの、約56%が日光市に集中し、那須町は4.5%にとどまっています。同社は「里山を歩く」という動機がこの偏りを動かす手立てのひとつになるとしています。

また、環境省によると里地里山は国土のおよそ4割を占めており、同社は再生の過程そのものを歩いて見てもらうことで景観維持費用の確保を試みています。さらに、人が手を入れなくなることによる里山の劣化を環境省が生物多様性の「第2の危機」と位置づける中、耕作放棄地を手入れして人が歩ける状態に保つ実践としても位置づけられています。

  • 開催日:2026年11月8日(日)
  • 会場:Nasu 661 WINE HILLS(栃木県那須郡那須町高久丙4515-13)
  • 料金:5,000円(税込)
  • 内容:里山散策ガイドウォーク(10:00〜12:00、蓮見一男氏同行)、新酒のテイスティング(那須のフルーツワイン 約10種)、園内での食事、お土産として今年の新酒1本
  • 申込:Nasu 661 WINE HILLS(info@nasu661winehills.net)

※散策参加者は歩きやすい服装・靴が必要となります。

なお、同日は報道関係者を対象とした取材会(10:00〜17:00、参加無料)も開催されます。

施設概要および運営会社

Nasu 661 WINE HILLSは2022年7月に開業した那須町初のワイナリーです。総敷地面積は約91ヘクタールで、その大部分は2012年以降に借り受けて再生した耕作放棄地と別荘跡地です。

  • 施設名:Nasu 661 WINE HILLS
  • 所在地:栃木県那須郡那須町高久丙4515-13
  • 営業時間:10:00〜17:00(年中無休)/テラスグリル 11:00〜15:00(L.O.14:30)
  • 運営会社:農業生産法人 ロイヤルベリーズファーム有限会社(代表取締役:室井 秀貴、創業:1926年、設立:2003年8月)
  • Webサイト:https://www.nasu661winehills.net/

本記事は農業生産法人ロイヤルベリーズファーム有限会社の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間