フリーランスの生成AI活用実態調査2024、生成AIを活用できているフリーランスは14.3%

株式会社リモラボが、フリーランス940名を対象に「フリーランスの生成AI活用実態調査2024」を実施した。調査の結果、一般フリーランスの85.8%が生成AIを「あまり活用できていない」、「(関心の有無に関わらず)使ったことがない」と回答し、生成AIの浸透度はまだ低いことが明らかになった。

生成AI活用に対する課題として、「情報漏洩や不正使用などが不安(27%)」、「生成AIについて学べる機会がない(26.3%)」など、安全性や学ぶ機会の少なさについての回答が目立った。

業務内で生成AIを活用している一般フリーランスの中で、その業務領域として最も多かったのが「文章作成や校閲(63.2%)」、続いて「資料作成(26.3%)」、「カスタマーサポートやメール対応(15.8%)」であった。ChatGPTなどの対話型AIの活用が進んでいることがうかがえる。

一般フリーランスで生成AI活用に至っていない人の中で、まだ生成AIを取り入れていない/活用できていない理由第1位は「生成AIを使う必要性を感じない(57.7% )」であった。約8割以上が生成AI活用に関心がないという実態が明らかとなった。

生成AIに対する課題第1位は「情報漏洩や不正使用などが不安(27%)」であり、学ぶ機会が少ないことで生成AIリテラシーが育たず、不安を加速させている可能性が示唆された。生成AIサービス自体の品質の向上や「安全性が担保されるか」といった点がこれからの生成AIの大きな課題となりそうだ。

valvix

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