TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、2024年8月3日から4日にかけて開催された「汐留サマースクール2024」に参加した。このイベントは、日本テレビホールディングス株式会社と日テレ共創ラボ KODOMO MIRAI Labが主催し、未来を担う子どもたちが「好き」を見つけ、伸ばすことで、未来をワクワクしながら想像できるきっかけをつくる「学び」の場だ。

TOPPANは、子どもたちが楽しみながら環境に対しての知識を深めることを目的とし、自社ブースでは環境配慮型パッケージを通じて環境問題が学べるコンテンツを提供した。具体的には、牛乳パックを含む古紙を使った再生紙からできたうちわに、役目を終えた化粧品から生まれた絵の具や、台紙をリサイクルできるシールなどでデザインする体験コンテンツや、紙製飲料容器「カートカン」にまつわるクイズラリーなどを実施。参加した子どもたちは、これらを通じて楽しく「環境問題」を学んだ。

当日は約800人がワークショップやクイズラリーに参加し、参加者からは「身の回りの紙パックがリサイクルできると知った」や「紙パックマークと紙マークの違いが面白かった」「お家でもリサイクルしようと思う」などの声が上がった。うちわ体験の参加者に対して実施したアンケートでは、「また参加してみたいですか？」に対して全員が「はい」と回答したという。

TOPPANでは、同イベントのように生活者とのコミュニケーションを継続し、リサイクルやサステナビリティの意識向上に資する活動を行っていくとともに、生活者の声を活かしたパッケージの開発で、循環型社会の形成を目指していく方針だ。