『変な絵』文庫版、書き下ろし前日譚と謎解きゲーム付きで発売
累計120万部を突破したミリオンセラー小説『変な絵』の文庫版が、2025年1月16日に双葉社から発売される。著者の雨穴は、ホラーな作風を得意とするウェブライターで、YouTuberとしても活躍している。
文庫版の巻末には、現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団・第四境界が制作した『変な絵』の作品世界を舞台にした『ナゾ解きゲーム』と、雨穴が本作のために書き下ろした49ページにも及ぶ前日譚『続・変な絵』が「文庫限定特典」として特別収録される。
『変な絵』は、オカルトサークルに所属する佐々木が、後輩の栗原から教えられたブログに掲載された9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実を探る物語だ。書き下ろし前日譚『続・変な絵』では、物語の「本当の真相」が初めて明かされるという。
著者の雨穴は、「はじめて知っていただく方はもちろん、すでにお読みいただいた方も楽しめる内容となっております」とコメントしている。また、第四境界の監督である藤澤仁氏は、「雨穴ワールド拡張の一助となれていれば幸いです」と述べている。
『変な絵』は世界各国からも注目を集めており、アメリカや中国をはじめ、多くの国と地域で翻訳出版が決まっているという。コミック版『変な絵』第1巻も好評発売中だ。