AndTech、精密発酵の事業化展望などを解説する講座を2026年12月に開講へ
神奈川県川崎市に本社を置く株式会社AndTech(代表取締役社長:陶山 正夫)は、研究開発支援向け講座の一環として、「精密発酵」をテーマにしたオンラインセミナーを2026年12月1日に開講する。同講座では、精密発酵での課題解決ニーズに応えるため、国内外の投資や製品化、規制動向、量産基盤の進展などを軸に事業機会や参入リスクが取り上げられる。
専門家が登壇する4部構成のプログラム
セミナーは「精密発酵による有用物質生産の高度化と実用化・事業化への展望 ~数理代謝工学・AI・合成生物学による微生物設計、食品タンパク質・植物二次代謝産物の開発事例~」と題し、全4部で構成される。
第1部では、株式会社三井物産戦略研究所 技術・イノベーション情報部 コンシューマーイノベーション室のシニアプロジェクトマネージャーである澤野 健史 氏が登壇し、「精密発酵」の現在地と未来について解説する。国内外の具体例とともに、規制整備と量産基盤の進展を軸とした4つのシナリオプランニングなどの視点が示される。
第2部は、味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所 バイオソリューション開発室 スマートセルデザイングループの伊藤 良浩 氏が担当する。先端計測技術の応用展開や、ナショナルプロジェクト参画を通じた同社の取り組み、食品タンパク質を高生産する微生物株の次世代開発技術などが紹介される。
第3部では、京都大学 化学研究所バイオインフォマティクスセンター 数理生物情報研究領域 准教授の田村 武幸 氏が、数理代謝工学とデータベース開発について講義を行う。ゲノムスケール代謝モデルの基礎から、数理最適化、データベース、AIを活用したデータ駆動型の微生物設計手法までを説明する。

第4部では、ファーメランタ株式会社 取締役CTOの中川 明 氏が登壇する。「発酵はどこまで設計できるのか ~大腸菌精密発酵による二次代謝産物生産の挑戦~」をテーマに、大腸菌を用いて植物の二次代謝産物を発酵生産するための戦略や、研究室レベルの成果を実用化へつなげるアプローチを語る。


技術開発から事業参入までの論点を網羅

本講座では、精密発酵の基礎的な仕組みや従来の発酵・代替食品との違いをはじめ、乳・卵タンパク、機能性成分、甘味タンパク、脂質などの開発・製品化動向が取り上げられる。
また、事業化を左右する規制環境や量産インフラ、後工程、コスト、消費者受容の論点のほか、CDMOやパイロット施設を活用した商業化およびスケールアップの考え方についても整理される。技術面では、合成生物学による遺伝子や代謝経路の設計、深層学習やグラフAIを活用した微生物設計技術なども学べる内容となっている。
講座の開催概要
講習会の開催概要は以下の通り。
- 日時:2026年12月1日(火) 11:15-16:05
- 形式:Zoomを利用したライブ配信
- 参加費:66,000円(税込) ※電子にて資料配布予定
- 詳細URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f1c08f0-19ba-62dc-a81e-064fb9a95405
株式会社AndTechの事業内容
主催する株式会社AndTechは、化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材などのR&Dを担う顧客に向けて情報や研究開発支援サービスを提供している。
- 主な事業:技術講習会・セミナー、講師派遣、出版、コンサルタント派遣、市場動向調査、ビジネスマッチング、事業開発コンサル
- 公式サイト:https://andtech.co.jp/
本記事は株式会社AndTechの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



