撤去前の三郷歩道橋に園児と中学生が描画 令和8年10月27日撤去へ
令和8年10月7日(水)、撤去が決まっている老朽化した歩道橋をキャンパスとして、保育園児と中学生が絵を描く催しが実施されました。三郷歩道橋への感謝と未来への希望をテーマに、三郷保育園の園児と牟呂中学校の生徒が参加しました。この取り組みは、歩道橋の撤去工事を担う工事業者の提案をきっかけに実現したものです。
工事業者の地域貢献提案から実現した世代間交流
今回の催しは、牟呂中学校区内にある三郷歩道橋の撤去工事を担当するショーボンド建設会社が、地域貢献の一環として牟呂中学校へ企画を持ちかけたことで始まりました。同社は地域交流や思い出づくりに役立ててほしいと考え、撤去予定の歩道橋に絵を描く催しを提案しました。
その後、牟呂中学校が近隣にある三郷保育園へ働きかけたことで合同開催が決定しました。当日は、三郷保育園の年長児31名と、牟呂中学校の1~3年生有志の29人が参加しました。

描画作業に先立ち、ショーボンド建設会社から昔と現在の市街地の広がりの違いをはじめ、三郷歩道橋が建設された経緯や撤去に至る理由についての解説が行われました。
昭和50年代に設置された三郷歩道橋は43年前の構造物で、歩道橋の上を通る国道23号が高架になる前から利用されていました。参加した子どもたちは、地域の歴史に関する説明に耳を傾けました。
園児と生徒が思い思いのイラストやメッセージを表現
説明の後、参加者はカラースプレーやマジック、ペンキなどを使って歩道橋にイラストやメッセージを描きました。三郷保育園の園児たちは通路や転落防止パネルにアニメや漫画のイラスト、模様などを描き、手形を使って表現する姿も見られました。






一方、牟呂中学校の生徒たちは歩道橋の下を通行する車両のドライバーから見えることも意識し、階段部分に木を、転落防止パネル部分に虹を描きました。参加した生徒は、公共物に絵を描く機会は貴重で楽しいとし、思い出に残るものにしたかったと語りました。
令和8年10月27日の撤去まで現地で鑑賞可能
三郷歩道橋は令和8年10月27日に撤去される予定となっています。撤去工事が始まるまでの約3週間は、現地を通行するドライバーや地域住民が園児と中学生による合作を鑑賞できる状態が保たれます。



本記事は牟呂中学校および関係者の発表をもとに作成しました。
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