“人形の町”さいたま市岩槻で「着せ恋」の世界を体験、コラボイベント開催

さいたま市岩槻区を舞台にしたTVアニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」とのコラボイベントが、2024年1月10日から3月9日まで開催される。岩槻区は日本有数の人形の産地であり、「岩槻人形」「江戸木目込人形」の名称で経済産業省の伝統的工芸品にも指定されている。

今回のイベントでは、スマホアプリを使ったデジタルスタンプラリーが実施され、岩槻区内の4つのスポットを巡ってスタンプを集めると、「着せ恋」コラボオリジナルステッカーがもらえる。スタンプスポットは、岩槻駅、にぎわい交流館いわつきの交流・休憩ルーム、岩槻郷土資料館、岩槻城址公園の八ツ橋周辺の4か所。ノベルティの配布場所は岩槻人形博物館の総合案内となっている。

また、岩槻駅やにぎわい交流館いわつきでは、キャラクターパネルが設置され、来場者は写真撮影を楽しむことができる。

「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」は、雛人形の頭師を目指す男子高校生と、クラスの人気者の女子高校生の交流を描いたアニメ作品。2022年1~3月に放送され、続編の制作も決定している。原作コミックスは累計1100万部を突破する人気作だ。

今回のコラボイベントを通じて、アニメの舞台となった岩槻の魅力を再発見できそうだ。伝統工芸品としての人形作りの歴史や、城下町・宿場町としての面影を残す岩槻の街を巡りながら、「着せ恋」の世界観を体感できるイベントとなっている。

© 福田晋一/SQUARE ENIX・「着せ恋」製作委員会

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