創業160年超の明利酒類が約60年ぶりにウイスキー造りを再開、「PURE MALT」シリーズ発売
明利酒類株式会社は、約60年ぶりに立ち上げた「高藏蒸留所 TAKAZO DISTILLERY」から、ニューボーン1年となる「高藏REBORN」を始め、「PURE MALT」シリーズを発売する。
高藏蒸留所の独自性は、水戸の豊かな水脈を活かした味わい、酵母開発から発酵、蒸留までのこだわり、そして明利酒類の知見を活かした新しい試みにある。特に、「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽を使用することで、日本ならではのフルーティな味わいを生み出している。
発売される商品は、「高藏 REBORN」、「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」、「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」の3種類。「高藏 REBORN」は、明利酒類の知見を集約し、洗練された味わいを実現。「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」は、「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒をブレンドし、フルーティな甘みと芳香なバニラの香りを感じる一本。「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」は、ミズナラ樽をファーストフィルで贅沢に使用し、果実の甘みとスパイシーさの両立を目指している。
常務取締役の加藤喬大氏は、先人の想いを引き継ぎ、日本のテロワールを活かしたフルーティなウイスキーを目指すと述べている。また、高藏蒸留所の立ち上げにおいては、I&CO Tokyoと協業し、グローバルな視座で独自性と普遍性の感じられる商品開発を目指しているという。
明利酒類は、江戸時代末期に創業した総合酒類メーカーであり、日本のお酒や食を通じて、世界中のお客様の豊かな人生に貢献することをビジョンに掲げている。高藏蒸留所の立ち上げは、その一環として位置づけられる。