ルミッション、食品製造会社向け製造原価・歩留まり改善パッケージ提供へ
東京都港区に本社を置く株式会社ルミッションは、中小企業向け経営支援サービス「社長の分身」において、食品製造会社を対象とした「製造原価・歩留まり改善パッケージ」の提供を2026年10月13日(火)より開始する。原材料費の上昇や人手不足、製造ロスといった経営課題を抱える企業に対し、事業全体の流れを整理して利益の最大化を支援する取り組みだ。製造数量の拡大を中心とした経営から、商品やライン、時間あたりの収益性を高める経営への転換を目指すとしている。
食品製造会社が抱える収益課題と支援の背景
食品製造の現場では、原材料費の高騰に対して販売価格の変更が追いつかないケースや、製造量が増加しても残業代や製造ロスが増えて利益が残らないといった課題が生じることがある。また、商品ごとの売上は把握できていても利益までは把握できていない状況や、人手不足により生産量を増やせない実態もみられる。


こうした状況に対し、同パッケージでは原材料の調達から製造、歩留まり、品質管理、在庫、販売、利益に至る事業全体の流れを見直す。どの商品を、どれだけの原価と時間をかけて製造・販売し、いくらの利益を残せているのかを把握することで、収益構造の改善を目指すとしている。
収益力向上を目指す8つの支援領域
同パッケージでは、原材料や設備、人材、製造時間、商品、販売先を一体的に捉え、製造から販売までの収益構造を見直すために8つの支援領域を設定している。
- 原材料調達・仕入原価の最適化:仕入価格や取引条件、発注数量などを整理し、品質や安定供給、歩留まりを含めた調達方法を検討する。
- 歩留まり・製造ロスの改善:原材料投入量や完成品数量、廃棄量などを整理して工程別のロスを可視化し、作業方法や設備条件の見直しを図る。
- 製造ライン・設備稼働の最適化:段取り替えや設備停止時間、作業時間などを把握し、限られた設備と時間における生産性の向上を目指す。
- 人員配置・作業生産性の改善:仕込みから出荷までの各工程で必要な人数や作業時間を整理し、作業の標準化や多能工化などを検討する。
- 商品別・製造ライン別採算の可視化:原材料費や人件費、エネルギー費などを整理し、売れている商品と利益を生み出している商品を切り分けて分析する。
- 廃棄ロス・在庫管理の改善:需要予測や製造計画、在庫管理を見直し、食品安全を前提とした廃棄ロスの低減を目指す。
- 販売価格・商品構成の最適化:商品別原価や粗利益率を整理し、規格の見直しや高付加価値商品の追加など、商品設計と価格設計を一体的に検討する。
- 販路拡大・既存取引先の深耕:既存卸先との取引拡大や直販、OEM・PB商品の開発などを通じ、収益性の高い販売構造の構築を目指す。
原材料調達から販売までを見直す支援プロセス
本支援では、まず経営課題の整理を行い、製造原価や歩留まりの可視化、製造効率および人員配置の見直しへと進める。続いて商品別採算や価格設計を行い、販路拡大や商品開発、経営計画および改善施策の実行までを製造現場と経営の両面から伴走するとしている。
原材料を100kg使用した場合、歩留まりが80%であれば完成品は80kgだが、85%に改善すれば85kgとなり、同じ原材料から販売可能な完成品を5kg多く製造できる計算となる。実際の利益改善効果は追加加工費や需要などによって異なるものの、仕入れた原材料から生み出す価値を高め、原材料費が上昇する環境でも利益を確保しやすい事業構造を目指すとしている。
会社概要






- 会社名:株式会社ルミッション
- 所在地:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7F
- 事業内容:中小企業向け経営支援・コンサルティング
- 公式サイト:https://lumission.world/jp/
本記事は株式会社ルミッションの発表をもとに作成しています。
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