スタジオセムの負荷試験サービス、Protocol Buffersに対応
株式会社スタジオセムは、ゲーム開発向けバックエンドソリューション「SEM ゲームサーバエンジン」の一環として提供しているゲームサーバAPI向け負荷試験サービスにおいてアップデートを実施した。近年のゲーム開発現場で広く採用されているデータフォーマット「Protocol Buffers(Protobuf)」への対応などを追加している。オンラインゲームやソーシャルゲームの開発現場における準備工数や試験自体の難しさといった負担を軽減し、高負荷検証を迅速に行える体制を整えた。

通信フォーマットの拡充と準備期間の短縮
今回のアップデートでは、リクエストおよびレスポンスの通信フォーマットとして、従来のJSONやMessagePackに加え「Protocol Buffers(protobuf)」に対応した。これにより、バイナリ形式の通信においても本番環境に近い実トラフィックをそのままテストシナリオに組み込むことが可能となった。仕様変更時や開発終盤であっても柔軟に検証サイクルを回せるとしている。
あわせて、環境準備や初期設定の自動化をさらに進めることで、検証準備にかかる時間を大幅に圧縮した。導入から実際の負荷試験開始までの期間を短縮したことで、急な検証ニーズや、リリース直前で時間に制約がある状況にも迅速に対応できる環境を整えている。

自動スケール基盤と専用GUIツールによる検証環境
同サービス「SEM-Gauntlet」では、負荷生成基盤側が必要な負荷に合わせて自動でスケールする仕組みを採用している。利用者は負荷元サーバの台数やスペックを考慮することなく、大規模な仮想ユーザーによる負荷を再現できる。
また、専門のインフラエンジニアへの作業の属人化を防ぐため、直感的に操作できる専用GUIツールを標準提供している。コード記述や複雑なCLI操作を行わずに、パラメータ設定や試験シナリオの組み立て、実行および結果の確認までを管理画面上で完結できる仕様となっている。さらに、自社エンジンの耐久検証にも「SEM-Gauntlet」を活用している経験を基に、ボトルネックの分析や改善の実施に至る伴走型サポートも提供する。
構想段階からの支援と無料体験の提供
サービスの導入にあたっては、測定項目や負荷量が決まっていない構想段階からの相談や、開発中APIへの段階的な試験導入を受け付けている。負荷生成のみの依頼から、分析レポートや改善提案を含めた支援まで、プロジェクトの進捗や予算に応じた対応が可能となっている。導入前には専用GUIツールの操作性を試すことができる無料体験も提供されている。
詳細や問い合わせは専用サイト(https://lp.studiosem.co.jp/gauntlet/)で受け付けている。
株式会社スタジオセムの概要
- 会社名:株式会社スタジオセム
- 所在地:北海道札幌市中央区南2条西5丁目10-2 サンワードFビル4F
- 代表取締役:大瀧 真也
- URL:https://studiosem.co.jp/
- 事業内容:アプリサーバ開発
本記事は株式会社スタジオセムの発表をもとに作成しました。
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