FARO CREAFORMがCAM2向けに新たな鋳造品検査機能を発表
AMETEK, Inc.の事業部門であるFARO CREAFORMは、2026 年 9月16日、CAM2®ソフトウェアプラットフォーム向けに新たな鋳造品検査機能を発表しました。CAM2®は従来のFaroArmポータブルCMMやVantage Laser Trackerへの対応に加え、新たにFARO CREAFORMハンディ型3Dスキャナーとの互換性を提供します。高価な機械加工を開始する前に鋳造品を検証できるようにすることで、スクラップの削減や加工不良の防止を支援します。
2D図面および3D CADモデルに対する寸法検査やGD&T解析を実行できるCAM2®において、ハードウェアの対応範囲が拡張されました。これにより、ユーザーは高度なスキャン技術と検査機能を単一の統合環境で活用できるようになります。繰り返し実施する検査作業の自動化や包括的な検査レポートの作成も可能で、自動車、航空宇宙、重機、エネルギー、一般製造業など幅広い業界に適しています。
検査プロセスを高度化する3つの主要機能
今回のリリースでは、ハードウェア対応範囲の拡張に加えて3つの主要な機能強化が実施されました。
- Advanced Best Fit Alignmentと材料分布最適化を備えた新しいSmart Alignmentワークフロー
- 検査結果の可視化や比較、チーム間での共有を容易にする強化されたカラーマッピング機能
- 重要な内部形状を仮想的に評価できる断面解析機能
Smart Alignmentにより、複雑な鋳造品の検査においてもスキャンデータをCADモデルに対して迅速かつ高精度に位置合わせできるようになり、加工前の検証精度向上と後工程での修正作業削減に貢献します。
加工前のデータ取得による品質向上
製造現場では、生産工程の早い段階で実用的な検査データを取得することが品質とコストに大きな影響を与えます。FARO CREAFORMのVice President, Innovation Applied Solutions & CXであるThorsten Brecht氏は、「今回のCAM2の新機能により、加工前に鋳造品を検証できるため、再加工を削減することができ、生産品質の向上につながります」と述べています。
また、同社のソフトウェアプロダクトマネージャーであるFrancois Lachance氏は、高度な鋳造品検査機能とハンディ型3Dスキャナー対応の組み合わせによって測定データの取得および解析における柔軟性が高まり、品質管理プロセスの効率化と完全なトレーサビリティの両立を支援すると説明しています。
FARO CREAFORMの概要
FARO CREAFORMの概要は以下の通りです。

- 拠点:カナダのケベック州レヴィ、米国フロリダ州レイクメリー
- 沿革:1981 年に遡る歴史を持つFAROの3D測定事業部門と、2002 年にケベック州レヴィで設立されたCreaformの計測ソリューションの組み合わせにより誕生
- 親会社:年間売上高 75 億ドルを超える産業技術ソリューション企業であるAMETEK, Inc.
- ウェブサイト:faro.comcreaform3d.com
本記事はFARO CREAFORMの発表をもとに作成しました。
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