日本のソフトパワー、影響力が強いのはポップカルチャーや日本食
BEENOS株式会社は、海外向け購入サポートサービス「Buyee」を利用する1,345名の海外の消費者を対象に、日本のソフトパワーに関する意識調査を実施した。調査の結果、自国に影響を与える日本の産業・文化として、「ポップカルチャー」、「日本食」、「日本製品」がトップ3にランクインした。
日本文化のイメージでは、「ポップカルチャー」が84.5%で突出し、「街が清潔」、「文化度が高い」、「大都市が魅力的」など8分野で過半数を超える高評価を得た。また、日本の魅力的な点としては、「ポップカルチャー」、「エンターテイメント」、「伝統と現代の融合」が上位となった。
2024年に初めて越境ECを利用した消費者の購入分野は広く分散しており、最も回答の多かった「アニメなどのキャラクターグッズ」でも30.5%にとどまった。日本で体験したいことでは、「趣味分野の買物」、「地方都市の観光」、「エンタメアクティビティ」がトップ3となり、7分野で過半数を超える結果となった。
推し活の対象では、ホロライブなどのVTuberが人気を集めた。また、越境ECを通じて購入した日本商品への思い入れでは、品質や思い出、憧れなどが挙げられた。
BEENOSグループは2008年より越境EC事業を開始し、国内企業の越境EC支援実績は累計6,000件以上に上る。海外購入サポートサービス「Buyee」の会員数は588万人以上となっている。
本調査結果から、日本のソフトパワーが様々な分野で海外の消費者を惹きつけていることが明らかになった。