大型SLA3Dプリンター国内販売開始
株式会社システムクリエイトは、中国のVistar Industries Co.,Ltd.と独占販売代理店契約を結び、大型SLA3Dプリンター「ProtoFab SLA-DLCシリーズ」の日本国内販売を開始した。
ProtoFab SLA-DLCシリーズは、光造形方式の大型3Dプリンタで、生産性と品質を追求した最先端の製造装置だ。独自技術のDLC(Dynamic Laser Control)により、シングルレーザー搭載機で75~180g/時間、トリプルレーザー搭載のSLA2400では100~510g/時間の高速造形が可能となっている。また、自動化オプションや遠隔操作機能を備え、ユーザーの生産性向上に貢献する。
ProtoFab SLA-DLCシリーズの特徴として、高速・高品質造形を実現するDLC技術、インテリジェント印刷モード、6種類の自動パラメータ対応材料、600mm~2,400mmの5サイズ11バリエーション、100V電源環境での使用、コストパフォーマンス、カスタマイズオプション、誘導式自動開閉ドア、材料自動供給システム、リモート操作・監視システムなどが挙げられる。
Vistarは、工業用3Dプリンターおよび材料の開発・販売、造形サービスを提供する企業で、自動車、靴製造、電子製品、医療、歯科、ファッション業界など幅広い分野で活用されている。
一方、システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンター、3Dスキャナー、CAD/CAMソフトウェア、工作機械の販売からサポート、トレーニングまで提供している。
ProtoFab SLA-DLCシリーズの登場により、日本国内の製造業界における3Dプリンター活用の選択肢が広がることが期待される。