クオーク、受講者専用の学習動画サービスを2026年10月16日より提供開始へ
クオーク株式会社は、既存の研修に追加して利用するアドオン動画サービス「Qualif パーソナライズド学習動画」を2026年10月16日より提供開始する。同サービスは、研修中に集まる講師の所見や日報、アンケートの自由記述などをもとに、AIを活用して受講者一人ひとり専用の動画を制作するものとなっている。研修本体の設計や教材、利用中のLMSを変えることなく、受講者ごとに学ぶ内容を変えるアダプティブラーニングを取り入れられるとしている。
集合研修は全員に同じ内容を同じ順序で届けることを前提に設計されている一方、受講者の強みやつまずく点は一人ひとり異なり、研修後の配属先や中途採用者の前職での経験もそれぞれ異なるという課題がある。研修の現場には講師の評価シートや日報、アンケートの自由記述といった情報が集まっているものの、講師の所見が人事担当者の手元で止まったり、自由記述が集計のみで終わったりするなど、本人に還元されないケースが少なくないと同社は指摘する。
また、受講者一人ひとりにフィードバックを行うために個別面談やフォロー研修を追加すると、講師の稼働や日程が増加するほか、研修内容そのものを受講者ごとに作り分けることは費用や期間の面で現実的ではないという側面もあった。同サービスはこうした状況を受け、研修本体には手を入れず、集まった情報から受講者専用の動画を制作して提供する仕組みとして開発された。
同サービスでは、既存の研修設計や教材、講師、LMSをそのまま使用でき、追加で必要な対応は講師の所見やアンケートなど素材となる情報の様式決定のみとなる。動画の長さは約10分で、全員に共通する部分と本人専用の部分で構成され、専用部分では本人の強み、重点的に取り組むテーマ、具体的な行動の順に伝えられる。同社の制作デモでは、同じ研修を受けた2人の受講者に対し、講師の所見と本人の自由記述の違いから、最優先テーマが「15分詰まったら、聞く」と「操作の前に、手順書を読み切る」に分かれた事例があった。
また、講師は評価シートに所見を記入する運用を維持したまま動画として受講者に届けられるため、研修会社にとってはフィードバック動画という納品物を追加できる利点がある。受講者は自身の端末で都合のよい時間に視聴や見直しができるため、個別面談等の日程追加も不要となる。なお、台本と動画はAIを活用して制作しナレーションと字幕が付与されるが、所見や自由記述の利用に関する本人同意や保管期間は制作前に対象企業と取り決める方針としている。
利用の流れと料金体系
導入に際しては、研修の内容や人数、日程をヒアリングした上で、キックオフ時に素材の様式や配信方法、個人情報の取り扱い、デザイン等を決定する。研修期間中に素材を預かり、AIを活用して動画を制作した後、顧客のLMSや動画URLの配布等を通じて受講者へ届けられる。研修会社の場合は顧客企業のLMSでの配信も可能となっている。
料金体系は以下の通りとなっている。
- 導入費用(初回のみ):20万円(税別)
- 制作料金:受講者1名あたり 1万円(税別)
同社は学習/研修と資格のプラットフォーム「Qualif」を展開しており、今後も新入社員研修や中途採用者向け研修を実施する企業の人材育成部門と、研修会社の双方を支援していくとしている。
- 社名:クオーク株式会社(QuarQ, Inc.)
- 代表者:代表取締役社長 前川 英之
- 設立:2021年11月10日
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-21-1 SHIBUYA SOLASTA 3F
- 資本金:300万円
- 事業内容:学習/研修と資格のプラットフォーム「Qualif」開発・運営/eラーニングコンテンツ制作支援/LMS・TMS導入支援・運用支援/人材育成コンサルティング
- コーポレートサイト:https://quarq.co.jp/
- Qualifサービスサイト:https://qualif.jp
本件に関する問い合わせは、クオーク株式会社の担当・舘(やかた)(メール:info@quarq.co.jp、お問い合わせフォーム:https://qualif.jp/contact/)で受け付けている。
本記事はクオーク株式会社の発表をもとに作成。
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