サイクリングチーム、VC FUKUOKAがUCIヨーロッパツアー・トルコGPで3位獲得

日本のサイクリングチーム、VC FUKUOKAが、2024年3月2日にトルコ・アランヤで開催された一流の国際競技ツアーであるUCIヨーロッパツアー・トルコグランプリにおいて、3位を獲得しました。この結果により、VC FUKUOKAは2週連続でUCIポイントを獲得するという確かな成果を収めています。

このレースでは、VC FUKUOKAの選手、ベンジャミ・プラデスが3位に入賞。彼は登坂力を生かし、120kmの難コースを見事に走り抜きました。チームは横塚浩平をサブエースとして、さらに3名のアシスト選手がプラデスをサポートしました。

今大会のコースは、6回のヒルクライムリピートという厳しい盛り上がりを持ち、最後の2kmの丘がフィニッシュとなっており、精神面もタフさが求められました。それにもかかわらず、VC FUKUOKAは追い詰められる場面もありながらも、ストロングフィニッシュを見せ、3位という結果に結びつけました。

この結果について、プラデス選手は「また表彰台に上がれてうれしい。レースは計画通りに進み、チームメンバー全員が最後の上りで勝てるように仕事をした。」と述べました。彼のコメントからは、自身の力だけでなく、チームの組織力と戦略がこの結果をもたらしたことが伺えます。

VC FUKUOKA代表の佐藤信哉氏は「ベンジャミは能力の高い選手であり、積極的な姿勢と謙虚さを併せ持っている。」と、プラデス選手を称賛。また、「この遠征で得られた成果を地元福岡の地域や、ツールド九州をはじめとした国内のレースの中で発揮しながら活かしていきたい。」と抱負を語りました。

このような国際舞台での活躍は、VC FUKUOKAだけでなく、日本のサイクリング界全体にとっても大きな前進となります。

今回のVC FUKUOKAの健闘は、新たな可能性を切り開くきっかけとなったと言えるでしょう。国際的な舞台で日本のチームが活躍することで、日本のサイクリング界全体が一歩前進した瞬間でした。今回の成功が、今後のさらなる飛躍の助けとなることを期待します。