フェンシング河原、カデ世界選手権で銅メダル獲得
2024年4月19日、サウジアラビアのリヤドで開催されたカデ世界選手権の男子サーブル個人戦において、日本の河原資起選手が銅メダルを獲得した。河原選手は立教新座高等学校に所属しており、今大会が最後のカデカテゴリでの世界選手権出場となった。
準々決勝では、イタリアのSIBILLO選手に15対9で勝利を収めた河原選手だが、準決勝ではウズベキスタンのURAKBOEV選手に14対15で惜敗した。それでも、見事な銅メダル獲得となり、国際大会でのメダル獲得は自身初の快挙である。
河原選手は「過去2回の出場では思うような成績を収めることができなかったので、今まで以上に覚悟を持って日々練習に励み今大会に挑みました。その結果、入賞を果たすことができてとっても嬉しかったです。」とコメントしている。また、「この結果は、自分の努力だけではなく、支えてくださっている方々のおかげであることに感謝をし、今後はジュニアカテゴリでも勝利を収められる選手に成長できるよう頑張ります。」と今後の意気込みを語った。
日本フェンシング協会によると、男子サーブルでのカデ世界選手権メダル獲得はフェンシング界初の快挙だという。河原選手の活躍は、日本のフェンシング界にとって大きな励みになるだろう。今後のさらなる活躍に期待が高まる。