国際調達情報、Claude Haiku 5.5をFastMetalで提供開始
東京都千代田区に本社を置き、ダーシャン・ナドーが代表取締役を務める株式会社国際調達情報は、運営するAIゲートウェイ「FastMetal」において、Anthropic社が開発した大規模言語モデル「Claude Haiku 5.5」の提供を2026年10月8日より開始した。料金は100万トークンあたり入力16.8円・出力84円(税別)で、日本円による前払い決済に対応している。利用者は登録当日からOpenAI互換APIを通じて同モデルを導入できる。
Claude Haiku 5.5は、Anthropic社が2026年10月7日に発表した小型LLMである。同社は本モデルについて、要約やデータベースへの問い合わせ、分類といった大量処理を伴うコスト重視の用途向けと位置づけており、前世代の「Claude Haiku 4.5」と比較して平均で約75%低いコストで利用できるとしている。また、同社の小型モデルとして初めて、推論の深さ(effort)を調整できる仕様となった。
機能面では、画像入力、ツール呼び出し、構造化出力に対応しており、コンテキスト長は100万トークンとなっている。FastMetalにおいても実際の呼び出しで動作が確認されている。なお、同社計測と明記された項目以外の性能や特性はAnthropic社の発表に基づく。
料金設定と処理性能の検証
FastMetalにおけるClaude Haiku 5.5の利用料金は、1回のリクエストで入力するトークン量に応じた2段階制が採用されている。入力が10万トークン以下の場合は100万トークンあたり入力16.8円・出力84円(税別)となり、同サービスのClaude Haiku 4.5の料金と比べ、入力・出力ともに約91%低い価格に設定されている。一方、入力が10万トークンを超えるリクエストについては、入力・出力ともに10万トークン以下の場合の5倍の単価(入力84円、出力420円・税別)となる。
株式会社国際調達情報が同一の40問で実施した計測によると、回答前に推論を行う仕様のため、応答時間の中央値はClaude Haiku 4.5の5.6秒に対して11.2秒となった。その一方で出力単価が抑えられていることから、1回答あたりの出力料金はClaude Haiku 4.5の約4分の1となった。
円建て決済と適格請求書への対応
海外製AIモデルの直接利用では、米ドル建て決済による為替変動や海外事務手数料の発生、日本のインボイス制度への対応などが課題となりやすい。FastMetalはこうした経理処理の負担軽減を目的に設計されており、すべての料金が円建てで課金される。
支払いはチャージした残高の範囲内でのみ課金される前払い制となっており、想定を超える請求を防ぐ仕組みが採られている。決済方法はクレジットカードのほか銀行振込(前払い)に対応し、適格請求書発行事業者である同社(登録番号 T5010001015990)から適格請求書が発行される。
提供概要と利用手順
FastMetalにおける提供内容は以下の通りである。
- モデル名:Claude Haiku 5.5(Anthropic社)
- 料金(入力10万トークン以下):入力 100万トークンあたり16.8円 / 出力 100万トークンあたり84円(税別)
- 料金(入力10万トークン超):入力 100万トークンあたり84円 / 出力 100万トークンあたり420円(税別)
- コンテキスト長:100万トークン
- 対応機能:画像入力、ツール呼び出し、構造化出力
- 対応API:OpenAI互換API / MCP
- 支払方法:クレジットカード / 銀行振込(前払い、適格請求書発行)
- 提供開始日:2026年10月8日
利用手順は次の通りとなる。
- https://fastmetal.jp でアカウントを登録し、APIキーを発行する。
- クレジットカードまたは銀行振込で残高をチャージする。
- FastMetal のAPIエンドポイント(https://api.fastmetal.ai/v1)に、モデル名 anthropic-claude-haiku-5-5 を指定してリクエストする。
すでに同サービスを利用している場合は、既存のAPIキーと残高のままモデル名を指定することで利用可能となっている。詳細な料金や計測結果、使い方は公式ブログ(https://fastmetal.jp/blog/claude-haiku-5-5-available)に掲載されている。株式会社国際調達情報は、今後も国内外の主要なAIモデルを公開に合わせて順次追加していくとしている。
本記事は株式会社国際調達情報の発表をもとに作成。
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