2026年9月の福岡市オフィス空室率は4.40%で横ばい 三幸エステート発表
三幸エステート株式会社は、2026年9月度の福岡市オフィス賃貸状況などをまとめた「オフィスマーケット2026年10月号福岡」を公表しました。福岡市の全規模ビルにおける空室率は4.40%となり、前月からほぼ横ばいで推移しています。新築ビルへの注目が続く一方で、博多駅周辺では募集床の品薄感からテナントの動きが鈍化する傾向も見られます。
全規模ビルの空室率は4.40%でほぼ横ばい

2026年9月末現在における福岡市の全規模ビルの空室率は、前月比プラス0.03ポイントの4.40%となりました。拠点集約や新築ビルへ移転したテナントの解約床が生じた一方、新築ビルを中心に空室消化が進んだことで、前月からの変化はわずかな動きに止まっています。潜在空室率は前月比プラス0.02ポイントの6.09%でした。
新築ビルに対するテナントの注目度は引き続き高い状況にあります。その一方で、博多駅周辺では募集床の品薄感が強いことから、テナントの動きが鈍化しています。
募集賃料は小幅に下落し16,335円/坪
福岡市の全規模ビルにおける募集賃料は、前月比マイナス39円/坪の16,335円/坪となりました。前月と比べて小幅な下落となったものの、賃料水準としては16,000円/坪台前半で推移しています。
内装付きセットアップオフィスに高まる需要

福岡支店長の中村竜治氏は、市場動向について次のように分析しています。
内装設備が含まれる30坪前後のセットアップオフィスが増加傾向にあります。移転時の内装や原状回復にかかる工事費用が高騰し、工事期間も長期化していることから、早急に入居したいテナントやイニシャルコストを抑えたいテナントにとって魅力的な選択肢となっている状況です。好立地のセットアップオフィスでは、新築・既存ビルを問わずテナントの引き合いが多く、比較的早期に成約する傾向が見られます。


三幸エステート株式会社の概要

三幸エステート株式会社は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートする事業を展開しています。



- 会社名:三幸エステート株式会社
- 本社所在地:東京都中央区
- 代表者:取締役社長:福島正二郎
- 設立:1977年5月17日
- ホームページ:https://www.sanko-e.co.jp/
- 公表データURL:https://www.sanko-e.co.jp/data/
本記事は三幸エステート株式会社の発表をもとに作成しています。主要エリアは福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリアを指し、調査時点は2026年9月末現在および各年12月31日時点です。全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのデータも集計されています。
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