食品加工・飲食業界の転職相談は10月〜12月が最多、TYLが調査結果を公開
株式会社TYLは、同社が運営する食品加工・飲食業界向け転職エージェント「ミールエージェント」における延べ2,261件の相談記録を対象とした調査レポートを公開しました。時期別の相談比率や面談から入社までのリードタイムを統計的に分析し、食品加工や飲食業界の現場で働く人々が転職を考え始める時期などの動向を明らかにしています。
相談のピークは10月〜12月、年内の進路決定や新年度を意識
実績データにおいて最も相談が集中するのは「10月〜12月」となりました。10月を境に相談件数が一気に大台を突破する傾向にあり、各現場が年度後半に向かう中で年内に方向性を決めておきたいという心理が強く働く時期と考えられています。
年末年始の繁忙期を前にした自問自答や、賞与を一つの区切りとして新しい年を迎えたいという意向が後押ししているとみられます。面談では「55歳での給与カット予定を前に生活を守りたい」「10年間昇給がない状態を脱したい」「深夜勤務や長時間拘束を見直し、安定した正社員雇用を目指したい」といった本音が寄せられています。


相談件数は前年比2.4倍に急増、専門技術への誇りも背景に
「ミールエージェント」へのキャリア相談件数は2024年から2025年にかけて約2.4倍に急増しました。
転職理由の背景には、長時間労働や給与面の不安だけでなく、「お造り一つ、切り身一つにこだわり、お客様に喜ばれる技術を活かしたい」「培ってきた専門技術(鮮魚・精肉等)が正当に評価され、家族との安定した暮らしに繋がる実感が欲しい」「将来の自営や承継を見据えた一生モノの知識を学びたい」といった食のプロとしての想いがあるとしています。
相談から入社までは平均3〜4ヶ月
店舗や工場での引き継ぎやシフト調整が必要となる食品・飲食業界では、相談から入社まで平均3〜4ヶ月ほどを見込んでおくと心に余裕を持てるとしています。

年間のピークである「10月〜12月」に相談を開始した場合、主な入社時期は「翌年2月〜4月」となり、新年度のスタートラインに合流できます。
調査概要と会社概要
調査概要および株式会社 TYLの概要は以下の通りです。
- 調査対象者:「ミールエージェント」における転職相談記録 2,261件
- 対象データ:面談記録819件(総テキスト量:約195万文字)
- 分析手法:自然言語処理技術を用いた自由記述テキストの分類および分析
- 対象期間:2023年3月~2026年4月
- 代表取締役社長:金児 将平
- 設立:2017年8月1日
- 資本金:225,124,800 円 ※資本準備金含む
- 所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階
本記事は株式会社TYLの発表をもとに作成。
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