日本博物館協会、災害支援15年の歩みを報告するイベントを2026年10月に開催へ
公益財団法人日本博物館協会は、2026年10月13日(火)にトークイベント「地域の記憶を、次の世代へ手渡すために~大規模災害時の日本博物館協会の取組みから」を開催します。会場となるキハラ株式会社 本社での参加とオンライン配信の双方で実施されます。2011年の東日本大震災を機に立ち上げた「絆プロジェクト」以来、15年にわたり続けてきた被災博物館や文化財の救援・復興支援の歩みについて報告が行われます。
15年にわたる災害支援の歩みを報告
博物館が守る資料は、土器や古文書、写真、民具、標本など、その土地に人が生きてきた証であり「地域の記憶」ですが、大規模災害はこの記憶を一瞬で失わせる危険をはらんでいます。同協会は東日本大震災を機に「絆プロジェクト」を立ち上げ、被災した博物館や文化財の救援・復興支援に継続して取り組んできました。
本イベントでは博物館・図書館関係者を対象に、その取組みと地域の記憶を守り継ぐことの意義が伝えられます。登壇者は同協会専務理事の半田昌之で、被災博物館・文化財の救援と復興支援の歩みを報告します。
主な災害支援の取組みと平時からの連携
同協会はこれまで、複数の大規模災害において支援活動を展開してきました。東日本大震災(2011年)では文化庁の被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)の参画団体として専門家派遣に協力し、陸前高田市立博物館から救出された約46万点の資料の安定化処理を支援しました。同館は2022年に新館をオープンしています。
また、令和元年東日本台風(2019年)では収蔵庫が水没した川崎市市民ミュージアムの資料搬出や洗浄に全国の博物館関係者とともに協力し、作業は現在も続いています。令和6年能登半島地震(2024年)においては救援事業に参画し、令和7年度末までに延べ251名の職員を現地に派遣しました。さらに、全国の会員館園への協力呼びかけや文化遺産防災ネットワーク推進会議への参画を通じて、平時からの連携体制を築いています。
現在、同協会では多発する大規模災害で被災した博物館や文化財の復興支援のため支援募金・寄附金を募っており、クラウドファンディング「地域の記憶を、次の世代へ手渡すために|熊本地震に係る被災博物館等の復興支援募金」で集まった支援金は、熊本地震等で被災した博物館への助成金として活用されます。
イベントの概要は以下の通りです。
- 報告会名:地域の記憶を、次の世代へ手渡すために~大規模災害時の日本博物館協会の取組みから
- 日時:2026年10月13日(火)18:30〜20:30(開場18:00、報告会18:30〜19:30、懇親会19:30〜20:30)※オンライン配信は報告会のみ
- 会場:キハラ株式会社 本社(東京都千代田区神田駿河台3-5)+オンライン配信
- 会場アクセスURL:https://www.kihara-lib.co.jp/company/
- 定員:会場40名程度(先着)/オンライン制限なし
- 参加費:会場参加1,000円(当日会場支払い)/オンライン参加 無料
- 主催:公益財団法人日本博物館協会
- 協力:キハラ株式会社/図書館総合展運営委員会
- イベント情報URL:https://www.libraryfair.jp/forum/2026/2509
- 申し込みURL:https://ssl.form-mailer.jp/fms/e34a41b4890096?_fsi=EBe49Zfn
- クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/973067/view
公益財団法人日本博物館協会について
主催する公益財団法人日本博物館協会は、全国の博物館・美術館などをつなぐ全国組織で、山梨絵美子が会長を務めています。東京都台東区上野公園12-52 黒田記念館別館3階に拠点を置き、2028年に創立100周年を迎えます。公式サイトのURLは https://www.j-muse.or.jp/ で、電話番号は 03-5832-9108 です。
本記事は公益財団法人日本博物館協会の発表をもとに作成しています。
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