Varonis、不要データを自動検出して削除する新機能DLMを提供開始
Varonis Systems, Inc.(NASDAQ: VRNS)は2026年10月8日、米フロリダ州マイアミにて、企業内に存在する重複・陳腐化・不要データ(ROTデータ)を自動的に検出および削除する新機能「Varonisデータ ライフサイクル マネジメント(DLM)」の提供開始を発表しました。企業データの最大30%を占めるとされる不要データを安全に整理することで、ストレージコストの削減やセキュリティリスクの低減を図ります。新機能は同社のプラットフォーム上で稼働し、すでに利用可能となっています。
企業の最大30%を占める不要データとセキュリティリスク
企業データの最大30%はROT(Redundant, Obsolete, and Trivial)データであるとされています。不要なデータの存在は、ストレージ費用の増加を招くだけにとどまらず、AIの出力品質の低下や攻撃対象領域(アタックサーフェス)の拡大につながると指摘されています。
さらに、機密データがクラウドプラットフォームやデータウェアハウス、管理が行き届いていない環境に散在している場合は、GDPR、CCPA、HIPAAといった各種規制に関する監査での指摘や罰則を受けるリスクも生じます。
正確なコンテキスト把握で安全なデータ削除を支援
ストレージ管理において難易度が高い課題は、どのデータを安全に自動削除できるかを判断することです。そのためには正確なデータ分類、アクセス状況の把握、利用状況の監視が求められます。
Varonisデータ ライフサイクル マネジメント(DLM)は、Varonis Data Security Platform上に構築されています。機密データの所在、アクセス権を持つ対象、利用状況を把握することで、企業が十分なコンテキストに基づいてROTデータを安全かつ確実に削除できるようにします。
同社のエンジニアリング エグゼクティブ VP兼CTOであるDavid Bassは、あらゆる企業がコスト増加とリスク拡大の原因となるデータを抱えており、AIの普及によってそのリスクが増大していると指摘した上で、自動化によって手作業を介さずにコスト削減やAI活用の品質向上、攻撃対象領域の縮小を実現できると述べています。
Varonisデータ ライフサイクル マネジメント(DLM)の主な機能
本機能には、安全で効率的なデータ管理を実現するための仕組みが備わっています。
- 単一ダッシュボード上でROTデータ総量、重複データ群、長期間未使用のファイルやフォルダー、保持期限切れデータを一元的に可視化
- データソース、機密性、トピック、所有者ごとのフィルタリング
- 重複データグループごとのオリジナルファイル、最新コピー、保存場所、機密データの有無、過剰なアクセス権限、有効期限切れ状況の確認
- メディアファイル、インストーラー、DLLファイル、アーカイブファイルなどに潜むROTデータの検出
- データ分類カテゴリーと法的保持期間を紐付け、ポリシー違反データを自動隔離するポリシー自動実行
- 全操作の取り消し対応と、データ移動前の保持コピー選択による安全性の確保
提供状況とデータリスク評価の案内
Varonisデータ ライフサイクル マネジメント(DLM)はすでに提供を開始しています。
あわせて企業向けに、自社環境内のROTデータ量や削減によるコスト削減見込みを把握できる無料の「Varonis Data Risk Assessment(データリスク評価)」も案内されています。
- 提供サービス: Varonis Data Risk Assessment(データリスク評価)
- 案内URL: https://info.varonis.com/ja/data-risk-assessment
本記事はVaronis Systems, Inc.の発表をもとに作成しました。
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