AIチャットサービスCyberMates、教育用無料利用枠と教育テキストを公開

大阪市に本社を構えるfind株式会社(代表取締役:佐柳陽)が運営するAIチャットサービス「CyberMates」が、教育の分野に向けて新たな取り組みを立ち上げました。対話型AIの教育テキストを無償で提供するとともに、教育用の無料利用プログラムも開始すると発表されました。

CyberMatesは、自然言語処理技術とAIを駆使して人々を支える国産のAIチャットサービスです。「メイドさんAI」「執事AI」など、様々なキャラクターが24時間、ユーザーの会話相手となり、楽しませてくれます。さらに、一部のキャラクターは音声対応を果たしており、英会話教師AIなどを利用すれば、実際の英語の発音を聞きながら英会話の学習が行えます。

サービス開始以来、多くのユーザーから支持を受け、その可能性はメンタルヘルス面での支援や発達障害者のコミュニケーション支援に繋がるなど、幅広く示されています。また、同社は2023年11月にMicrosoftのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択され、サービスの開発・研究と品質向上に注力してきました。

今回、find株式会社は、AIの利用状況と普及状況を踏まえ、教育分野向けに次の二つの新たなプログラムを開始します。「CyberMates チャットAI教育テキスト無料配布プログラム」と「CyberMates Education Accelerator プログラム」です。

教育テキスト無料配布プログラムでは、チャットAIを軸に「AIの仕組みや危険性、正しい使い方を広めること」を目指しており、教育テキストを無償で提供します。このプログラムを通じ、AIに関連する危険な事故や事件の予防、そしてAIの安全な利用環境の整備に寄与します。

一方、「CyberMates Education Accelerator プログラム」では、教育機関がAI技術を活用するのを促進し、補助するためのプログラムを提供します。このプログラムを活用することで、子供たちの学びと心の成長をAIが支援することが期待されます。

AIチャットサービスのCyberMatesが、教育分野に向けた新たな取り組みを始めました。AIの普及と利便性向上を目指し、教育テキストの無償提供や教育機関向けのサポートを行うなど、新たな可能性を提示しています。今後の発展に注目が集まります。