Acrosstudioがココナラの子会社に AIカンパニーの中核として参画
Acrosstudio株式会社は、2026年10月7日付で同社株主と株式会社ココナラとの間で株式譲渡契約が締結され、ココナラの子会社としてココナラグループに参画することを発表した。同社は引き続き現経営陣のもとで事業を運営し、ココナラが2026年9月1日付で設けた「AIカンパニー」の中核を担う。生成AIの構想から本番実装、現場への定着までの支援体制をより多くの企業へ届けることを目指す。
Acrosstudioは、総合商社や大手不動産グループ、大手飲料メーカーなどのエンタープライズ企業向けに、業務課題の整理から本番システムの構築、現場への定着や内製化までを一貫して担う生成AI活用支援を展開してきた。一方で、構想から実装、定着へとつなぐニーズが増加するなか、支援を広げるためには顧客接点と支援人材の拡充が課題となっていた。
ココナラは、各サービスを通じて62万社超の法人顧客と140万人超のスキル登録者との接点を持ち、2026年7月にはAIエンジニアとAIコンサルタントの登録受付も開始している。Acrosstudioの実装力とココナラの顧客基盤や人材基盤を組み合わせることで、単独では難しかった規模での支援提供を目指し、グループへの参画を決定したとしている。
3つのシナジー創出に向けた取り組み
Acrosstudioはココナラの「AIカンパニー」の中核として、需要となる法人顧客基盤、供給となる人材基盤、蓄積されたデータを生かし、主に3つのシナジー創出に取り組むとしている。
1つ目は、顧客基盤との連携による支援対象の拡大である。ココナラの62万社超の法人顧客基盤や、みずほ銀行との合弁会社である株式会社みずほココナラを通じた接点を活用し、中堅・中小企業や地方企業へも支援を広げる。コンサルティングとFDE(Forward Deployed Engineer)により、AIエージェント等の開発や導入から内製化までを一貫して支援する方針だ。
2つ目は、人材基盤との連携による支援体制の拡充である。140万人超のスキル登録者やエージェント事業と連携して専門人材を機動的に迎える体制を整えるほか、エンジニアやコンサルタントの採用も強化する。
3つ目は、AIプロダクトの開発と展開の加速である。同社が培った知見をもとに特定業界・業務向けを含むAIプロダクトを展開するほか、ココナラのデータ資産等を活用したAIエージェントや生成AIプロダクトの開発、ココナラの各サービスへのAI実装を進めるとしている。
経営体制と両社代表のコメント
本件以降も現経営陣が引き続きAcrosstudioの経営を担い、既存顧客へのサービス提供および支援体制に変更はないとしている。
Acrosstudio代表取締役の保知 一也氏は「ココナラグループという大きな基盤を得た今、歴史上最大の産業変革期の最前線に立ち、AI Transformationの実現に尽力してまいります」とコメントしている。また、ココナラ代表取締役社長CEOの鈴木 歩氏は、AIの構想から開発、業務の完遂までをグループで引き受け、企業がAIで成果を出すところまで責任を持つことがAIカンパニーの使命であると述べている。
会社概要
Acrosstudio株式会社
- 所在地:東京都渋谷区渋谷1-13-5 大協渋谷ビル10階
- 代表者:代表取締役 保知 一也
- 設立:2021年7月
- 事業内容:AIコンサルティング、AI開発
- ウェブサイト:https://www.acrosstudio.co.jp/
株式会社ココナラ(東証グロース:4176)
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町20−1 渋谷インフォスタワー6F
- 代表者:代表取締役社長CEO 鈴木 歩
- 事業内容:ココナラスキルマーケット、ココナラコンテンツマーケット、ココナラ募集、ココナラスカウト、ココナラ法律相談、ココナラテック、ココナラアシスト、ココナラコンサル、ココナラプロ、ココナラBPOの運営等
- グループ会社:株式会社ココナラテック、株式会社みずほココナラ、株式会社フレームキャリア
- ウェブサイト:https://coconala.co.jp
本記事はAcrosstudio株式会社の発表をもとに作成。
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