東海大甲府高校とスリーハイ、世界の課題をヒーター技術で解決する探究学習を実施へ
東海大学付属甲府高等学校は、産業用ヒーターの製造・販売を行う株式会社スリーハイと連携し、企業の経営課題解決を題材とした「総合的な探究の時間」を実施します。2026年10月から始まる1年生の探究学習「スリーハイ海外支店プロジェクト」では、世界の困りごとをスリーハイの技術で解決する視点から、海外向けの商品・サービスや販売方法などを検討します。2027年2月の最終回には生徒がスリーハイの男澤誠代表取締役らに直接提案を行い、優れた案は実現に向けて検討されます。



今回のカリキュラムでは、各クラスをスリーハイの「海外支店」に見立て、生徒たちが北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、オセアニアなどの地域を担当します。担当地域の産業や気候、文化などを調査して現地の困りごとを考えたうえで、スリーハイの製品や「温める」技術を学び、商品・サービス、販売方法、経営戦略までを検討します。
全11回の授業を通じて、生徒はスリーハイの代表や社員から助言を受けながら企画を練り上げるほか、各クラスの代表生徒が横浜市のスリーハイ本社を訪問して事業理解を深めます。2027年2月にはクラス内で代表案を選出し、最終発表で男澤誠代表取締役らに提案を行います。なお、2026年10月16日(金)13:30~15:20には、東海大学付属甲府高等学校にて会社紹介とプロジェクトのミッション発表を行う初回授業が実施されます。
東海大甲府高校は「伸ばせ人間力」をスローガンに、「柔軟な思考力・協調する力・こころみ力・あきらめない力」の4つの力の育成を教育目標に掲げています。その中核として、企業やNPO法人等と連携した実践型学習「ガチ・TOKAIプロジェクト~社会とつながる探究学習~」を推進しています。
スリーハイとの連携は2026年4月にスタートし、4月から5月には2年生を対象に「社長に提案!〜スリーハイの未来を考える〜」を実施しました。「仕入先・顧客」「従業員」「地域社会」「未来・地球」の4つのステークホルダーの視点から合計43件の提案が寄せられ、そのうち以下の2つの提案が採用されて実現に向けた取り組みが進められています。
- 教室の「こたつヒーター」:学校の机の下にヒーターを取り付け、冬の教室で足元を温めるアイデア
- 高校生発案の「スリーハイ社歌」:スリーハイの認知度向上などを目的とし、提案した生徒自身が作詞を担当する予定

スリーハイは、食品製造業や半導体業界を中心に累計7,000社以上に産業用ヒーターを提供する横浜市の町工場です。2024年には初の県外拠点となる札幌営業所を開設したほか、東アジアを中心に海外展開も進めています。顧客の使用環境や温度、電圧などに合わせたオーダーメイド製作を得意としており、薄く柔らかいシリコンラバーヒーターなどが活用されています。
海外事例としては、アメリカ・テキサス州ダラスの江戸前鮨店から寄せられた「シャリを適温で保ちたい」という相談に対し、使用容器の大きさや希望温度、米国の電圧に合わせた円形ヒーターを製作して提供した実績があります。

東海大甲府高校および株式会社スリーハイの概要
東海大学付属甲府高等学校の概要は以下の通りです。
- 学校名:東海大学付属甲府高等学校
- 校長:八巻 英世
- 所在地:山梨県甲府市金竹町1-1
- 開校:1946年4月1日
- 生徒数:705人(2026年4月現在)
- 公式サイト:https://www.kofu.tokai.ed.jp/
株式会社スリーハイの概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社スリーハイ
- 代表者:男澤 誠
- 所在地:(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16、(札幌営業所)北海道札幌市中央区北4条西4丁目1-7
- 設立:1990年5月24日
- 従業員数:42人(2026年10月現在)
- 事業内容:産業用・工業用ヒーター、温度コントローラ、温度センサーの製造・販売及びそれらのアフターメンテナンス
本記事は東海大学付属甲府高等学校および株式会社スリーハイの発表をもとに作成しています。
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