浅草に防災IoT賃貸マンション竣工

株式会社レジデンシャルインターネットは、東京都台東区において、同社2棟目となる自社保有開発物件である賃貸マンション「ザ・レジデンシャル 浅草」が2024年3月5日に竣工したことを発表した。

本物件は、つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩6分、東京メトロ銀座線「田原町」駅から徒歩10分の立地に位置している。同社代表の竹内敬人氏の「インターネット回線工事会社が理想とする最先端IoTマンションを創りたい」という想いを実現するべく、同社ならではの知見を活かした新しい「IoT賃貸住宅」を目指し完成した。

本物件では、10Gの高速インターネット回線を標準装備し、入居者は入居開始日から手続き不要かつ無料で利用できる。建物内のLANケーブルには「Cat6A」規格を採用しており、大容量データの通信が可能だ。

また、1Fのエントランス内部には最新型のデジタルサイネージを設置。従来の掲示板を電子化することで、管理会社の業務効率向上と美観維持に役立つほか、建物に関する連絡や防災・防犯情報、天気予報、ニュースなど、暮らしに有益な情報を配信することで入居者満足度の向上が期待できる。

さらに、アメリカの航空宇宙メーカー、スペースXが提供する衛星通信サービス「Starlink」と蓄電池を導入。「Starlink」は低軌道衛星を介し、エリアや環境に左右されないインターネット通信を可能にしており、既存の衛星通信よりも低遅延かつ高速であることが特長だ。非常時にも回線速度は十分な速さを保つため、安定した通信インフラとして活用できる。蓄電池の導入により、停電時でも照明や空調設備の使用、携帯電話の充電が可能となる。

突然の災害へ備え、非常時でも入居者の大切な生活を守る「防災IoTマンション」として、2024年秋頃より運用開始予定だ。

valvix

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