札幌市役所と合同会社CGOドットコムが、広報強化のために「ギャル式ブレスト®︎」を実施した。これは、札幌市役所全体で広報課題に向き合うための取り組みで、今回で2回目の実施となる。

CGOドットコムは、札幌市役所の課題を抽出し、実施に対する目的を「市民視点の獲得」と「アイデア力・企画力の向上」の二つに設定した。市民視点の獲得では、行政側が伝えたい情報を発信するだけでなく、市民側の気持ちを考えることを目標にした。また、アイデア力・企画力の向上では、従来のものに引っ張られて画一的な視点から戦略を考えてしまう問題を解決し、より斬新で自由な戦略を出せるようにすることを目指した。

2日間にわたり実施された「ギャル式ブレスト®︎」には、札幌市役所全体から抽選で14名が参加した。1日目は、札幌市の魅力（アゲ）を発見するワークに挑戦し、2日目は、札幌市の魅力を日本に伝える方法を考えるブレストを実施した。

イベント後のアンケートでは、「実施満足度」が9.5/10、「リピート希望度」が8.9/10、「おすすめ度」が9.1/10という非常に高い評価を得た。また、定性的なアンケートでも、「職場の人とのコミュニケーションが増えた」「自分軸を持つことで肩の荷がおりて、仕事と向き合うのが楽になった」といった多くのポジティブなコメントが寄せられた。

CGOドットコムは、札幌市役所との連携を深め、抱える課題解決のサポートに向けて活動を続けるとしている。