北海道江別市のZ世代農家が持続可能な農業の実現に挑戦

株式会社グーニーズグループは、北海道江別市のZ世代とうもろこし生産者である滝大洲氏と共に、持続可能な農業の実現に向けたクラウドファンディングを2024年9月2日よりCAMPFIREにて開始する。

滝農園は、北海道では珍しいとうもろこしのみの生産を続け、減農薬・手作業で一本一本丁寧に栽培している。滝大洲氏は、父である滝芳一氏が20年以上続けてきた事業を承継し、「しろみつとろきび®」の新たなチャレンジを開始する。「しろみつとろきび®」は、芽が出る確率が低く栽培の手間がかかるため、幻のとうもろこしと呼ばれている。

2023年秋頃に全国的な猛暑による高温被害で農作物がほぼ全滅し、地球規模で「農業が継続できないかもしれない」危機感から、環境に配慮した農法の検討を開始した。クラウドファンディングでは、支援金の一部を活用し、地下灌漑システムを導入することで、約34%の燃料削減と約2,800kgのCO2削減を目指す。これは、約200本のスギの木が守られることに相当する。

また、事業承継と同時に、日頃から感謝するお客様へ「しろみつとろきび®」の感謝の収穫祭を開催する予定だ。この時期でしか体験できない滝農園の広大な畑で「しろみつとろきび®」の収穫体験や、生産者らによる農作物の生産背景やこだわりについて学ぶ機会を提供する。

クラウドファンディングのリターンには、滝大洲氏からの感謝のメッセージ、オンライン交流会、感謝の収穫祭への参加などが用意されている。グーニーズグループと滝農園は、100年後もおいしいとうもろこしを届けることを目標に掲げ、持続可能な農業の実現に向けて取り組んでいく。