川崎市が第19回川崎国際環境技術展を11月11日から開催へ 130者超が出展
川崎市は、企業の環境ビジネス支援や社会課題の解決を目指す「第19回川崎国際環境技術展」を、令和8年11月11日(水)と12日(木)の2日間、カルッツかわさきで開催する。会場では「川崎国際環境フォーラム2026」も同時開催される。今回は「加速するサーキュラービジネス。共創のギアが、未来を動かす。」をキャッチコピーに掲げ、130を超える企業や団体が出展する予定となっている。

開催の背景と展示会の実績
川崎国際環境技術展は、脱炭素社会の実現と持続可能な経済成長の両立に向け、企業などの新事業展開や販路開拓につながるビジネスマッチングの創出を目的として、平成21年から毎年開催されている。出展から会期後までの一貫したフォローアップ体制やツールの提供などを通じ、企業・団体とのマッチングや共創を支援している。
昨年度に開催された第18回ではビジネスマッチング数が794件となり、出展者アンケートでは約80%が「とても満足」「満足」と回答した。今年度も環境技術を起点とした新たなビジネスや共創の創出を目指し、前回比10者増となる130者超が出展する。

会期中は、企業が環境ビジネスに取り組むための情報や出会いを提供する各種セッションが実施される。


初日の11月11日(水)には、市内に立地する日本アイ・ビー・エム株式会社代表取締役社長の村田将輝氏と、富士通株式会社執行役員常務CSOの西恵一郎氏が登壇するセッションが行われる。経済同友会副代表幹事で合同会社デロイトトーマツグループの松江英夫氏がファシリテーターを務め、サーキュラーエコノミー実現に向けた先端テクノロジーの可能性や共創による価値創出について討議する。
11月12日(木)には、アーティクル株式会社代表取締役の加藤佑氏をファシリテーターに迎え、市内企業による共創事例を紹介するセッションが開催される。微細藻類由来の化粧品成分を共同開発した事例や、衛星データ活用から自治体との実証へ発展した事例のプロセスなどが紹介される。
自治体連携企画や学生参加の特別企画「CYCLE」
今年度初の取り組みとして、川崎市以外の自治体も参加する「自治体連携企画」が実施される。神奈川県横浜市、神奈川県相模原市、神奈川県小田原市、栃木県那須塩原市、栃木県宇都宮市、埼玉県などが参加予定で、先進的な環境施策の紹介とともに自治体が抱える課題を共有し、マッチングを通じた解決を促す。

また、学生のアイデアを起点にビジネスマッチングを目指す新規事業創出特別企画「CYCLE」も行われる。株式会社ロフト、株式会社スペース、メビウスパッケージング株式会社の事業ニーズに対し、大学生などがアイデアを立案する。
川崎国際環境フォーラム2026の同時開催と概要
地域全体での気候変動対応をテーマとした「川崎国際環境フォーラム2026」も同時開催される。気候変動対策がもたらす多様な価値に着目し、行動変容や社会実装の推進、地域への展開について議論が行われる。
イベントの開催概要およびフォーラムの概要は以下の通り。
- 会期:令和8年11月11日(水)・12日(木) 10:00~17:00
- 場所:カルッツかわさき(川崎市川崎区富士見1-1-4)
- 入場料:無料(事前来場登録制)
- 出展企業・団体:130者超(前回比10者増)
- 川崎国際環境フォーラム2026日時:令和8年11月11日(水)10:10~12:10(場所:カルッツかわさき1階大会議室、定員:100名・先着順、申込期間:9月16日(水)~11月10日(火))
- フォーラム登壇者:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)建築物理・環境学教授、英国気候変動委員会委員のマイケル デイヴィス氏、北海道大学大学院医学研究院教授の上田 佳代(うえだ かよ)氏、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)都市タスクフォース主任研究員の吉田 哲郎(よしだ てつろう)氏
本記事は川崎市の発表をもとに作成。
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