アライドテレシスなど3社、治験・臨床研究の外部通信環境向上に向け協業を開始
アライドテレシス株式会社、株式会社ビットブレイン、株式会社EPLinkの3社は、医療機関と外部関係者をつなぐ通信環境の安全性・運用性向上に向けた協業を開始した。治験・臨床研究領域を起点とし、3社それぞれの技術や知見を組み合わせた活用モデルの検討を進める。
外部接続のセキュリティと運用管理が背景に
医療現場では医療DXの進展に伴い、外部との情報連携や遠隔業務支援、クラウドサービスの活用などが増加している。厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第7.0版」においてもネットワークの安全性やアクセス権限の管理が求められる中、接続先や通信経路を含む環境全体での対策が必要とされている。
特に治験・臨床研究領域では、遠隔から原資料を確認するリモートSDV(Source Data Verification)による負担軽減が期待される一方、安全な通信環境の確保とともに医療機関側の確認や管理負担への配慮が課題となっていた。
医療専用閉域ネットワーク基盤とリモートSDVシステムの連携を検討
本協業では、アライドテレシスのネットワークインフラ構築・運用支援の知見、ビットブレインが提供する医療専用閉域ネットワーク基盤「WCI (Wires Connect Intelligence)」、EPLinkが治験支援事業で培った知見を組み合わせる。
まずはEPLinkが展開するリモートSDV用システム「SYNOV-R(サイノブ)」をWCI上で活用する可能性について検討を開始する。利用者、利用時間、利用端末、接続先などの管理要件を整理し、医療機関側の負担軽減や安全な外部接続モデルの具体化、実運用に即した検証を進める方針だ。
協業における各社の役割
3社はそれぞれの強みを生かし、以下の役割を担って検討を進める。
- アライドテレシス株式会社:ネットワーク機器および通信サービスに関する技術・運用面から、安全かつ安定的な通信環境の検討を支援
- 株式会社ビットブレイン:医療向け閉域ネットワーク基盤「WCI」に関する技術・知見をもとに、閉域性・専用性を備えたネットワーク空間の活用可能性を技術面から支援
- 株式会社EPLink:「SYNOV-R」をはじめとする治験・臨床研究領域での活用シーンを提示し、外部からの接続・アクセス管理における業務面の検討を支援
アライドテレシス代表取締役副社長の佐藤 朝紀氏は「3社の連携を通じて、医療DXの実装を支える新たな価値の創出と展開に取り組んでまいります」とコメントしている。
参画企業の概要
- アライドテレシス株式会社
- 代表者:代表取締役社長 サチエ オオシマ
- 本社:東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOCビル
- 設立:2004年
- URL:https://www.allied-telesis.co.jp
- 株式会社ビットブレイン
- 代表者:代表取締役社長 斎藤 智示
- 本社:福井県福井市中央1丁目3-5 FUKUMACHIBLOCK
- 創業:2015年
- URL:https://bit-brain.jp/
- 株式会社EPLink
- 代表者:代表取締役 中島 裕尚
- 本社:東京都千代田区六番町2番地19 PMO市ヶ谷
- 創業:1999年
- URL:https://www.ep-link.co.jp
本記事はアライドテレシス株式会社、株式会社ビットブレイン、株式会社EPLinkの発表をもとに作成。
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