障がい児家族支援アプリ「Asuly」誕生、あたりまえの生活を実現
福岡市東区箱崎に本社を置く合同会社がじゅまるの木は、2024年11月11日に障がい児とその家族の生活を全面的にサポートする革新的なアプリ「Asuly(アスリー)」をリリースすると発表した。このアプリは、発達障がいや身体障がい、医療的ケアが必要な子どもたちとその家族が日々直面する課題に着目し、開発された。
Asulyは、障がい児とその家族が社会から孤立することなく、「あたりまえの生活」を送れるよう支援することを目的としている。アプリには、同じ悩みを持つ仲間とつながり、匿名で相談できる「コミュニティ」機能、医療従事者と連携して健康管理ができる「ヘルスケア」機能、施設や事業所を地域やカテゴリーで絞り込み、最適な支援を見つけられる「サポーター」機能が搭載されている。
がじゅまるの木は、障がいが疑われた段階や診断直後など、支援が最も必要な時期に家族を全面的にサポートすることを目指している。全国の仲間や支援者とつながることで、孤独感を解消し、社会での「あたりまえ」を実現するためのアプリ体験を提供する。
代表社員の中野史也氏は、「子どもの医療ケアで24時間奮闘している親や、育児の悩みを誰にも相談できない親がいます。そんな親や子供、支援者の言葉から生まれるサービスを実践し、社会全体で子供を抱きしめ、手を取り合う社会の実現を福岡から目指します」と述べている。