耐震住宅100%実行委員会が第9期定時社員総会を開催 三陸鉄道の元社長が基調講演
一般社団法人耐震住宅100%実行委員会は、2026年9月15日(火)に東京大学 伊藤国際学術研究センター(伊藤謝恩ホール)にて第9期定時社員総会および基調講演を開催しました。総会では各理事からの活動報告が行われたほか、三陸鉄道株式会社の元代表取締役社長である望月正彦氏による基調講演が実施されました。同委員会は「日本の家を100%耐震に」という理念を掲げ、全国の工務店や住宅関連企業とともに耐震住宅の普及に向けた活動を展開しています。


総会の開催と代表理事の挨拶
当日は社員総会および活動報告が行われ、代表理事を務める株式会社エヌ・シー・エヌ代表取締役社長の田鎖郁男氏が開会の挨拶に立ちました。田鎖氏は、2017年の設立以来、全国の工務店や住宅関連企業と連携して耐震住宅の普及を牽引してきた経緯を振り返り、理念に賛同する全国212社の会員とともに、地震が発生しても安心して住み続けられる家づくりの実現に向けた取り組みを今後も推進していく方針を述べました。
三陸鉄道元代表取締役社長の望月正彦氏による基調講演
活動報告に続いて行われた基調講演では、三陸鉄道株式会社の元代表取締役社長である望月正彦氏が登壇し、「東日本大震災と三陸鉄道 復旧・復興の取組み」をテーマに講演しました。望月氏は東日本大震災の被災5日後から現場で陣頭指揮を執って列車の一部運行を再開させ、3年後に全線復旧を果たした実績を持ちます。講演では、徹底した現場主義や地域住民および社員が一丸となった復興事業の体験と対応が語られ、災害時における企業の初動対応やBCP(事業継続計画)に関する示唆が提供されました。
耐震住宅普及に向けた主な活動実績
一般社団法人耐震住宅100%実行委員会では、住宅の耐震化推進に向けて複数の事業や活動を展開しています。
- TAISHIN100 Standards(新築住宅の真の耐震基準策定):科学的根拠に基づく安全基準「耐震100推奨基準」を策定・提供しており、基準を満たした適合物件は全国で8,400件以上登録されています。
- 木質耐震シェルター70Kの開発と普及:既存住宅の耐震化技術として開発された製品で、全国15会場でのイベント活動のほか、石川県能登町への寄付活動などを実施しています。2024年7月~2026年6月の納入物件数は83ユニット(販売:53ユニット、寄付:30ユニット)となっています。
- 安心R住宅制度:国土交通省告示による「安心R住宅制度」の特定既存住宅情報提供事業者団体として登録認可を受け、中古住宅の流通促進を行っています。
- 耐震の普及啓発活動:全国の工務店とのネットワーク構築や、一般生活者に向けたイベント・セミナーの開催を通じて助成制度等の解説を行っています。
団体および会社概要
一般社団法人耐震住宅100%実行委員会ならびに株式会社エヌ・シー・エヌの概要は以下の通りです。
一般社団法人耐震住宅100%実行委員会
- 設立日:2017年9月1日(2014年7月2日に株式会社エヌ・シー・エヌにより任意団体として設立)
- 会員数:212社(2026年6月現在)
- 代表理事:田鎖郁男(株式会社エヌ・シー・エヌ 代表取締役社長)
- 所在地:東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビル7F(株式会社エヌ・シー・エヌ内)
- 公式ウェブ:https://www.taishin100.or.jp/
株式会社エヌ・シー・エヌ
- 代表者:代表取締役社長 田鎖郁男
- 所在地:東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビル7階
- 設立:1996年12月11日
- 資本金:3億9,150万円(2026年3月末現在)
- 事業内容:木造耐震設計事業、建築環境設計事業、BIM事業
- URL:https://www.ncn-se.co.jp
本記事は株式会社エヌ・シー・エヌの発表をもとに作成しました。
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