実力よりアピール力が案件獲得に影響と約8割が回答 フリーランス実力評価調査
東京都港区に本社を置く株式会社CareerChain(代表取締役:坂上 裕樹)は、フリーランスおよびフリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者を対象に実施した「フリーランスの『実力評価』の実態と課題」に関する調査結果を発表しました。調査では、フリーランス市場において実際の実力よりも面談などでのアピール力が案件獲得や単価に影響していると考える回答者が約8割に達していることが明らかになりました。
案件探しは紹介が最多 重視する項目は技術力や業務内容

フリーランスが現在案件を探す際に利用している方法は「知人・友人・元同僚からの紹介(44.4%)」が最も多く、「フリーランス向けマッチングサービス・求人媒体(33.7%)」「過去の取引先・クライアントからのリピート(29.3%)」が続きました。

案件を受ける・依頼する際に重視する点について、フリーランス側は「案件の内容・業務内容」や「自分のスキルや経験を活かせるか」といった適性ややりがいを重視する傾向が見られました。一方で企業側は「技術力・専門性の質」や「現場での立ち回り・対応力」といった実務能力を求める傾向がありました。

書類や面談による評価に限界 伝えづらさと見極めの難しさが浮き彫りに

企業がフリーランスの実力を評価する際に参考にする情報としては、「面談での受け答え(60.8%)」が最多で、「スキルテスト・実技課題(46.5%)」「経歴書・プロフィール(44.5%)」を上回りました。経歴書や面談を通じて実力が伝わっている、または見極められていると回答した割合は双方ともに約7割(フリーランス:73.1%、企業:70.8%)にのぼっています。
しかし、経歴書や面談だけでは伝えることや見極めることが難しいと感じる項目として、フリーランス側は「技術力・専門性のレベル(53.8%)」「実務におけるスキルの再現性・応用力(31.6%)」「クライアント・関係者とのコミュニケーション力(25.3%)」を挙げました。企業側も同様に「技術力・専門性のレベル(54.3%)」「実務におけるスキルの再現性・応用力(43.1%)」「プロジェクトで担った役割・業務内容(36.5%)」を挙げており、双方が同じ項目で伝達や見極めに難しさを感じている状況が示されています。

実力を十分に伝えることや見極めることが難しい理由としては、「面談という短時間・限られた接点だけでは測ることができないから(55.8%)」や「実際に一緒に働いた人でないと分からない部分があり、その評価・裏付けがないから(44.6%)」が上位となりました。

約8割がアピール力の影響を実感 客観的な評価の裏付けが求められる傾向
企業が本来評価しやすいと思う情報として「技術力・専門性のレベル(48.6%)」「実務におけるスキルの再現性・応用力(47.0%)」が挙がり、フリーランスが本来見てほしいと思う情報でも「技術力・専門性のレベル(48.7%)」「実務におけるスキルの再現性・応用力(35.6%)」が上位となりました。

一方で、フリーランス市場において実際の実力よりも経歴書や面談で自分をアピールする力が案件獲得や単価に影響していると思うか尋ねたところ、「とてもそう思う(19.2%)」と「ややそう思う(58.3%)」を合わせて約8割(77.5%)が影響していると回答しました。自己申告による書類や短時間の面談だけでは真のスキルを測りきれず、客観的な実績情報の裏付けや新たな評価アプローチが求められている様子がうかがえます。
調査概要

- 調査名:「フリーランスの『実力評価』の実態と課題」に関する調査
- 調査期間:2026年9月1日(火)~2026年9月4日(金)
- 調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
- 調査人数:1,030人(①522人/②508人)
- 調査対象:調査回答時に①フリーランス/②フリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者と回答したモニター
- 調査元:株式会社CareerChain(https://www.career-chain.com/)
- モニター提供元:サクリサ

本記事は株式会社CareerChainの発表をもとに作成されています。
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