広島工大の青原こころさん、学生地域連携活動発表会で木工プロダクト開発の成果を発表
広島県内の大学・高等専門学校の学生が地域と連携した活動や地域貢献の成果を発表する「第5回広島県学生地域連携活動発表会」が開催されました。発表会には広島工業大学の環境学部建築デザイン学科4年次生の青原こころさん(広島県立高陽東高等学校出身/広島県)が登壇し、産学官連携による木工プロダクト開発の成果を報告しました。廿日市市や地域の木工事業者と進めた製品化への取り組みや、その成果について紹介が行われました。
県内学生の地域連携活動事例が集結


本発表会は今年で5回目を迎え、県立広島大学の主催により開催されました。県内の大学や高等専門学校の学生が取り組む多様な地域貢献活動について、毎年さまざまな事例が発表されています。
青原さんは発表において、これまでに進めてきた木工プロダクト開発のプロセスや具体的な成果について説明を行いました。

廿日市市や木工事業者との連携による商品開発


青原さんは、建築デザイン学科の森田秀樹教授のゼミに所属して木工デザインを学んでいます。同ゼミは包括的連携協定を締結している廿日市市および、市内の木工製品製造事業者9社で構成される「はつかいち木工研究会」と連携し、2025年6月から新たな木工プロダクトの開発に取り組んでいます。学生が企画立案からデザイン、試作、商品化まで主体的に携わり、地域資源や木工文化を生かした製品づくりが進められています。
このプロジェクトに参加した青原さんは、廿日市市の木である桜をモチーフにした小物入れ「花咲く器」をデザインしました。作品は商品化作品として採択され、2026年1月に販売が開始されました。発表後の質疑応答では、インバウンド向け商品として重視した点やこれまでの販売実績などに関する質問が寄せられました。


発表終了後にはポスターセッションと交流会が行われました。参加者からは研究内容や商品開発の経緯、地域との連携方法などについて多くの質問が寄せられ、意見交換が交わされました。
青原さんが取り組んできた産学官連携プロジェクトは、今後、同ゼミの3年次生へ引き継がれる予定です。培ってきた知見や経験を受け継ぎながら、廿日市市の木材資源や木工文化の魅力を発信し、地域貢献につながる取り組みとして発展させていくとしています。
広島工業大学は今後も、地域社会と連携した実践的な学びを通じて、学生の成長と地域の活性化に取り組む方針です。
本記事は広島工業大学の発表をもとに作成しました。
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