ログラス、伊藤邦雄氏と石橋善一郎氏のFP&A対談動画をPIVOTで公開
株式会社ログラスは、2026年7月2日(木)に開催した「Loglass経営企画サミット2026」のセッション収録映像を、ビジネス映像メディア「PIVOT」の番組「&EVENT」で公開した。公開された動画では、一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏と千葉商科大学大学院教授の石橋善一郎氏が「日本企業にFP&Aは根付くのか」と題して対談を行っている。
日米の資本効率の違いと日本企業が抱える構造的課題
対談において伊藤邦雄氏は、FP&Aの概念が日本社会に定着してこなかった点を「失われた30年」の一因として挙げている。2014年の「伊藤レポート」発表以降、日本企業のROEは5%前後から9.4%まで上昇したものの、米国企業との企業価値(PBR)の差は依然として大きく、その背景にある成長投資の不足といった日米の構造的な違いを解説している。
一方、石橋善一郎氏は、グローバル企業におけるFP&Aが「本社と事業部をつなぐ」役割を持つのに対し、日本企業では社内カンパニー制や持株会社制により組織の分断が進んできたと指摘した。さらに、財務報告(財務会計)と経営管理(管理会計)の関係性における日米の逆転現象を課題として挙げ、事業価値の最大化に向けた「統合事業計画」や「ローリング予測」の重要性を説いている。
AI時代に求められるFP&A人材の価値
データ基盤やAIが普及する時代におけるFP&Aの存在意義について、伊藤邦雄氏は「数字の裏にある意味やコンテキスト(文脈)を解釈できて初めてFP&Aの存在意義が生まれる」と述べ、データそのものは意味を語らない点を強調した。
石橋善一郎氏も自身のCFOとしての実務経験を踏まえ、事業現場への強い関心や当事者意識を持つことが、AIに代替されないための条件になると語っている。
番組の概要と出演者
番組の詳細は以下の通り。
- 番組名:PIVOT「&EVENT」
- タイトル:【失われた30年の正体】日本企業にFP&Aは根付くのか?
- 出演者:伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長)、石橋善一郎氏(千葉商科大学大学院教授)
- MC:野嶋 紗己子 氏
- 視聴URL:https://youtu.be/0fQohDlAx-w?si=6bX4Fhvguao818e7
- 提供:株式会社ログラス
出演者の伊藤邦雄氏は商学博士・一橋大学名誉教授であり、「伊藤レポート(経済産業省)」や「人材版伊藤レポート」の座長などを歴任している。石橋善一郎氏はインテルや日本トイザらスでCFOを務めた経歴を持ち、日本CFO協会FP&A委員長を務めている。
株式会社ログラスについて
東京都港区三田に本社を置く株式会社ログラス(代表取締役 執行役員CEO:布川 友也)は、「良い景気を作ろう。」をミッションに掲げ、クラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」などを提供している。同システムは、富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2026年版」予実管理ソフトウェア、SaaS/PaaS、ベンダーシェア、金額ベースにおいて、2025年度実績でシェアNo.1を獲得している。
- 設立:2019年5月
- 所在地:東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル 9階
- 事業内容:新しいデータ経営の在り方を生み出すDX・AIサービスの企画・開発・販売
- URL:https://www.loglass.co.jp/
- 製品紹介サイト:https://www.loglass.jp/
- 製品紹介動画:https://youtu.be/4jiRIjcO6Ck
本記事は株式会社ログラスの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



