親の在宅医療や看取りのヒントを伝える書籍が日東書院本社から発売へ
長年にわたり地域医療や在宅医療に携わってきた医師の松本祐二氏による著書『親を「住みなれた家で見送ってあげたい」と思ったら読む本』が、日東書院本社より発売されます。高齢になった親の暮らしや医療、看取りについて悩む家族に向けて、後悔なく過ごすための心構えや具体的な方法がまとめられています。同居している家族だけでなく、離れて暮らす親のケアを考える人にも向けた内容となっています。

医師としての経験と親の看取りへの課題意識
著者の松本祐二医師は、1982年(昭和57年)に島根県益田市で松本医院を開業して以来、地域医療に従事してきました。在宅死が一般的だった昭和から、病院での延命治療が主流となった平成、介護保険制度の導入などを背景に自宅での看取りが増えつつある令和に至るまで、地域の高齢者医療と看取りの変遷を見届けてきました。
本書では、自身の家族の最期や医療現場での経験をもとに、本人の意志と家族の意向の間に生じる課題や、親の尊厳を守る看取りのあり方が実話を交えて解説されています。住み慣れた家を離れることで生じるリロケーションダメージや、施設入居に対する親の本音、在宅医療の受け方などが取り上げられています。
自宅での看取りをめぐる現状と意識調査
厚生労働省の厚生統計要覧(第1編 第2章 人口動態)によると、1951年に自宅で亡くなる人の割合は82.5%でしたが減少が続き、2005年には12.2%となりました。その後は微増傾向となり、2022年には自宅が17.4%、施設が14.9%となり、全体の約32%が自宅や施設で最期を迎えています。


また、厚生労働省による令和4年度の意識調査において、「病気で治る見込みがなく、およそ1年以内に徐々にあるいは急に死に至ると考えたとき、最期をどこで迎えたいですか」という質問に対し、「自宅」と回答した人は43.8%で最も多く、「病院などの医療機関」が41.6%、「施設」が10%という結果でした。病床数や医療従事者の状況を踏まえ、今後は自宅での看取りが主流になっていくと考えられています。

離れて暮らす家族にも役立つ在宅医療の知恵
本書では、家族が無理なく心穏やかに暮らすための術や心構えが紹介されています。在宅医療チームとの連携やITの活用、オンライン診療、デイサービスの利用法、認知症への対応など、具体的な支援の形が示されています。
書籍情報
- 書名:親を「住みなれた家で見送ってあげたい」と思ったら読む本
- 著者:松本祐二
- イラスト:林ユミ
- 発行:日東書院本社
- 発売日:2026年10月5日
- 定価:1760円(税込)
- 体裁:四六判160頁
- Amazonページ:https://amzn.asia/d/0hN6VKsl
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- 楽天ブックス購入ページ:https://books.rakuten.co.jp/rb/18638631/
本記事は日東書院本社の発表をもとに作成しました。
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