佐賀県ダムに巨大ゴジラアート出現へ
ケルヒャー ジャパンと佐賀県が異例のコラボレーションを実現し、『ゴジラ in 佐賀 ダムアートプロジェクト Powered by ケルヒャー』を11月4日より始動する。このプロジェクトでは、佐賀県嬉野市の岩屋川内ダムをキャンバスに、ケルヒャーの高圧洗浄機を用いて汚れを除去し、コントラストによってゴジラのアートを描き出す。
岩屋川内ダムは、今年竣工50周年を迎える歴史あるダムだ。その節目を記念し、日本国内では2か所目となるダムアートプロジェクトが実施される。ダムアートのキャンバスとなる壁面の大きさはサッカーグラウンドに匹敵するという。
ケルヒャーは、高圧洗浄機の技術力を活かし、世界中のダムで洗浄によるアートを展開している。洗剤や薬品などを使用せず水だけで洗浄を行うため、環境にも優しい工程でアートを制作できるのが特徴だ。
ダムアートの制作過程は、11月14日よりケルヒャー公式のSNSで順次公開される。完成に向けての制作プロセスを楽しみながら知ることができる参加型クイズ企画も実施予定だ。
ドイツ本社から特別に編成された洗浄チーム「チームNick」が来日し、プロジェクトを担当する。チームリーダーのNick Heydenをはじめとする精鋭メンバー7名が、数々のクリーニングプロジェクトの経験を活かしてダムアートを制作していく。
ケルヒャー ジャパンは、2008年に日本で初めてとなるダムアートを栃木県の松田川ダムで制作し、大きな反響を呼んだ。
一方、佐賀県は2013年より情報発信による地方創生プロジェクトを展開しており、今回のダムアートプロジェクトもその一環として実施される。佐賀県の形とゴジラの形が酷似していることから、ゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命し、「ゴジラ対(つい)サガ」というプロジェクトを立ち上げている。
ケルヒャーの洗浄技術と佐賀県の地域資源が融合した、自然と一体となった壮大なアートが岩屋川内ダムに出現する。11月22日の完成が待ち遠しい。