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タイムマシンとオーツェイド、集音器Hearing Sonarの支援受付を開始へ

イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」を運営する株式会社タイムマシンは、オーツェイド株式会社と共同開発した集音器「ヒアリングソナー(Hearing Sonar)」について、2026年10月2日よりGREEN FUNDINGにて先行支援受付を開始する。

両社は資本提携を締結しており、本製品はその共同開発プロジェクトの第一歩として位置付けられている。日常の聞こえづらさに対応し、機械任せではなく人間の耳と脳が持つ聞きたい音を選ぶ力を活かせるデバイスを目指して開発された。

音の方向感と自然な聞こえを追求した音響設計

Hearing Sonarは一般的なイヤホンのように耳に装着し、左右それぞれの耳元に配置したマイクで集音を行うカナル型集音器である。左右の耳に届く音の違いを保つことで、音の位置や方向を感じる手掛かりを損なわずに届ける構造となっている。

音質面では、10mmグラフェンコートダイナミックドライバーと9mmセラミックツイーター(VST-P1)を組み合わせたハイブリッド構成を採用した。声の厚みや輪郭を保ちながらクリアで自然な聞こえを目指している。また、音がマイクへ戻りにくい音響・機構設計によりハウリングを抑制するほか、シーンや好みに合わせて切り替えられる4つのリスニングモード(STANDARD/VOICE/SOFT/CLEARモード)を備えている。

開発の背景と資本業務提携の狙い

開発を担当したオーツェイドの渡部嘉之代表取締役社長によると、約3年にわたる開発期間の中で、イヤホンでの音作りと人の聞こえに向き合うことの違いに直面しながら改良を進めてきたという。蓄積してきた圧電セラミックスや音響設計の技術を、音楽用途だけでなく聞こえに悩む人のために活かすことを意図している。

タイムマシンの岡田卓也代表取締役社長は、同社が持つ販売網やマーケティング力と、オーツェイドの設計・生産技術を組み合わせることで、日本発のオーディオ製品を広く届ける体制を構築したいとしている。今後はHearing Sonarにとどまらず、オーディオ製品の共同企画や開発、企業向けOEM・ODM事業への対応強化も進める方針である。

専門家の見解と体験展示の予定

製品の試聴を行った、はるか耳鼻咽喉科の中西悠院長は、装着感に違和感が少なく有線で使用できる点に触れつつ、人の声だけでなく環境音や周囲の音もあわせて聞こえるため生活の中で自分に合う使い方を見つけてほしいと述べている。

また、秋葉原補聴器株式会社・リスニングラボの野田圭男代表取締役(認定補聴器技能者)は、首掛け型で操作がしやすく、会話の聞き取りに関わる音域が表現されている点やハウリングに配慮された設計を挙げている。

実機の展示は、2026年10月3日に開催される「ポタフェス 2026 大阪」のオーツェイドブースをはじめ、e☆イヤホン各店(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)やSHIBUYA TSUTAYAなどで行われる予定となっている。

製品仕様とプロジェクト概要

本製品は医療機器ではなく、軽度から中等度の聞こえづらさを感じている方を主な対象とした集音器である。

  • ブランド:intime
  • 商品名:Hearing Sonar
  • 一般販売予定価格:79,800円(税込)
  • 連続使用時間:約20時間(約30分の充電で約2時間使用可能)
  • 本体充電時間:約5時間(満充電)
  • 充電端子:USB Type-C
  • 重量:イヤー部 約16.5g(イヤーピースMサイズ含む)、コントロールボックス 約57.5g
  • 付属品:シリコンイヤピース(S/MS/M/L)、USB充電ケーブル
  • プロジェクトページURL:https://greenfunding.jp/lab/projects/9536

本記事は株式会社タイムマシンの発表をもとに作成しています。

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