LayerX、バクラク セールスAIの事前登録とクローズドβ版の募集を開始
株式会社LayerXは、“AIが仕事を完了させる”エージェントサービス「バクラク」シリーズの新サービスとして、営業組織のデータ活用と生産性向上を支援する「バクラク セールスAI」の事前登録受付を開始した。同サービスは、商談情報の蓄積・分析から実案件を想定したAIロープレまでを支援するもので、約3年にわたり社内で開発・活用してきた知見をもとに開発された。あわせて、Google Workspaceを利用する企業を対象としたクローズドβ版の先行トライアル企業の募集も行われている。
提供の背景と営業活動における課題
生成AIの普及により、営業活動における議事録やメール作成などの業務時間削減が進んでいる。LayerXでも約3年前から生成AIを活用した営業生産性向上プロダクトの開発に取り組み、営業情報の整理や議事録作成などの業務で月間約5,000時間の削減効果を確認した。その一方で、削減した時間がそのまま売上の伸びに直結しないという気づきも得られたとしている。
同社はこの経験から、営業におけるAI活用には「効率性(同じ成果をより少ない時間・工数で出す)」と「生産性(同じインプットからより多くの売上を生む)」の2つの軸があるとし、AIの価値を業務効率化だけでなく生産性向上に広げる必要があると考えた。また、多くの営業組織でSFAやCRMへの入力定着や議事録の活用が進まず、結果の数字以外の商談詳細が組織に蓄積されにくい課題があることから、商談の一次情報を蓄積・検索・分析できる状態をつくる本サービスの開発に至った。

「バクラク セールスAI」は、「見える」「気付ける」「伸ばせる」の3ステップで再現性のある営業組織づくりを目指すプロダクトである。
見える:商談の記録が自然に集まる(β版で提供)
カレンダーツールと連携して対象の会議を自動検知し、商談相手の同意を得たうえで録音・文字起こしを行って商談内容を蓄積する。議事録作成やメール文面作成機能と組み合わせ、入力負担を抑えながら商談情報を蓄積できる状態を目指す。

気付ける:トップ営業との違いに自ら気付ける(β版で一部提供)
蓄積された商談記録から、AIが受注ストーリーや効いたトーク、切り返し、顧客の反応パターンなどをレポートとして自動抽出する。営業フレームワークであるBANTCなど組織ごとの案件管理の粒度で可視化でき、出力内容のカスタマイズも可能となっている。
伸ばせる:実案件を想定したAIロープレで育成(開発中)
蓄積した商談記録をもとに担当案件やスキルに応じたロープレシナリオを生成する「実案件を想定したアウトプット」と、過去の受注・失注商談から抽出した知見を反映する「案件の文脈を踏まえたフィードバック」の2つの機能を開発している。

クローズドβ版では、先行トライアル企業を募集している。
- 対象:Google Workspaceを利用する企業
- トライアル期間:約2週間を予定
- トライアル料金:無料
なお、β版終了後に正式契約へ移行する場合、専用環境の構築に伴いβ版期間中のデータを引き継ぎできない場合があるとしている。先行トライアル企業からのフィードバックをもとに機能開発を進め、正式提供を目指す方針である。
株式会社LayerX 会社概要
- 設立:2018年8月
- 代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
- 所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
- コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/
本記事は株式会社LayerXの発表をもとに作成。
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