SCSKとネットワン、運用サービス事業をSSMへ2026年10月に統合へ
SCSK株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、SCSKシステムマネジメント株式会社(以下、SSM)の3社は、2026年10月1日付で事業統合を行うと発表した。ネットワンシステムズのマネージドサービス事業およびSCSKのデータセンター運用サービス事業をSSMへ統合する。2027年4月に予定しているSCSKとネットワンシステムズの合併に伴うシナジー最大化と、マネージドサービス事業のさらなる成長を目的としている。

ITインフラ運用・保守の専門性をSSMへ集約
東京都江東区に本社を置き代表取締役 執行役員 社長を務める當麻 隆昭が率いるSCSKと、東京都千代田区に本社を置き代表取締役 社長執行役員を務める竹下 隆史が率いるネットワンシステムズ、東京都江東区に本社を置き代表取締役社長を務める大友 秀晃が率いるSSMは、今回の事業統合によりそれぞれの強みを融合する。
SSMが培ってきた運用・保守の知見に、ネットワンシステムズのネットワーク技術やマネージドサービスのノウハウ、SCSKのデータセンター運用における標準化・効率化のノウハウを組み合わせる。さらに、SCSKセキュリティ株式会社との連携を通じて高度なセキュリティ運用サービスを提供する。SCSKグループはSSMを運用・保守領域の中核会社と位置づけ、国内有数のITシステムマネジメント会社を目指すとしている。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査によると日本企業の85.1%がDX推進人材の不足を課題に挙げており、外部の専門性活用と自社の競争力領域へのリソース配分が求められている。
SCSKグループでは、ITインフラのライフサイクル全体を一貫支援する「守りのIT」、内製化やビジネス変革を支える「攻めのIT」、セキュリティ統制や投資の適正化を図る「ITガバナンス」の3領域を一体的に支援する体制を整える。
あわせて、監視や障害対応、セキュリティ対応などの運用プロセスにAIを組み込んだ次世代運用基盤の構築を進める。これにより、労働集約型モデルからAIと人が協働する事業モデルへの転換を図る。
2030年度にマネージドサービス売上高2,300億円を目指す
SCSKグループはマネージドサービスを今後の重点事業と位置づけており、事業統合とAI・自動化への投資を通じてサービス品質と生産性の向上を図る。これらの取り組みにより、グループのマネージドサービス事業として2030年度に売上高2,300億円、中核となるSSM単体で売上高750億円の達成を目指す。
各社の代表者は、今回の統合について次のようにコメントしている。SCSK株式会社の執行役員 常務 ITインフラサービス事業グループ長である大澤 満は、企画・構築力と運用・保守力を結集し、AIも活用しながらインフラライフサイクル全体を支えていく考えを示した。ネットワンシステムズ株式会社の執行役員 ビジネス開発本部長である藤田 雄介は、両社の人材・技術・知見を結集して次世代のマネージドサービスを提供し、顧客の事業成長を支えるパートナーを目指すとしている。また、SCSKシステムマネジメント株式会社の代表取締役社長である大友 秀晃は、AIや自動化を活用して運用データから継続的な改善につなげ、システムそのものの価値を高め続ける会社への進化を目指すと述べている。
本記事はSCSK株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、SCSKシステムマネジメント株式会社の発表をもとに作成。
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