スウェーデン政府観光局が内向型専門旅行代理店を開設 静かな旅を提案
Visit Sweden(スウェーデン政府観光局)は、2026年9月29日(火)に、自分のペースで旅をする人に向けたバーチャル旅行代理店「 “内向型”専門旅行代理店(The Introverts’ Travel Agency)」を開設しました。相手の距離感を尊重し、そっとしておく文化が根付くスウェーデンの魅力を発信し、旅行者が心身をリチャージするためのサービスを提供します。
旅行者の多くが静かな環境や自ら選べる交流を重視
Visit Swedenが世界9か国で18歳以上の男女9,000人以上を対象に実施した国際調査によると、回答者の41%が自身を「内向型」、45%が「内向型と外向型の両方の傾向がある混合型」と答え、「外向型」はわずか14%でした。また、旅行者の67%が「周囲との交流を求められるのではなく、自分で選べる」旅先を好み、53%が静かでプライベートな時間や混雑の少なさに対して追加料金を支払ってもよいと回答しています。
さらに、約半数の旅行者が旅行後の疲れを回復するための休暇が必要だと感じた経験があり、5人に1人は「いつも」あるいは「頻繁に」感じていることが明らかになりました。日本国内においても、観光庁の「令和7年版観光白書」(概要版)によると友人との旅行が減少傾向にある一方で一人旅が増加傾向にあり、静かな環境や一人の時間を大切にする旅への関心が示されています。
相手をそっとしておくスウェーデンの文化と旅の魅力


スウェーデンでは、適度な距離感を保ち、沈黙を受け入れ、相手をそっとしておくことがマナーや美徳として捉えられています。人口密度が低く自然へのアクセスが容易な環境に加え、一人でコーヒーを楽しむことやパーソナルスペースを確保することが自然に受け入れられる文化があります。首都ストックホルムの旧市街ガラムスタンの散策やカフェでのフィーカ、ミュージアム、スパやサウナ巡りなど、個人のペースで過ごせる選択肢が豊富です。
ウメオ大学心理学准教授・公認心理士のマティアス・ルンドバーグ氏は、内向型の人にとって重要なのは単に一人で過ごすことではなく、いつどのように人と関わるかを自ら選択できることだと指摘しています。また、Visit SwedenのCEOスザンヌ・アンデションは、人と交流することは義務ではなく選択肢であるとし、旅行者が自分らしいスタイルで楽しんでほしいという考えを示しています。




欧州3都市で期間限定ポップアップ店舗を展開
日本ではオンラインで利用可能な「“内向型”専門旅行代理店(The Introverts’ Travel Agency)」ですが、欧州の3都市では期間限定のポップアップ店舗が展開され、現地の体験プログラムの紹介や旅行の予約受付が行われます。
- ポップアップ店舗 スケジュール
- ドイツ(ベルリン) 2026年10月14日(水)~10月17日(土)
- フランス(パリ) 2026年10月21日(水)~10月24日(土)
- イギリス(ロンドン)2026年10月28日(水)~10月31日(土)

オンラインの「“内向型”専門旅行代理店(The Introverts’ Travel Agency)」は、visitsweden.com/the-introvert-travel-agency/にて公開されています。
本記事はVisit Sweden(スウェーデン政府観光局)の発表および国土交通省・観光庁の「令和7年版観光白書」(概要版)をもとに作成しました。
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