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千葉大学災害治療学研究所などが医薬品ドローン搬送の実証実験を10月3日に実施へ

千葉大学災害治療学研究所は、千葉市や関係機関と連携し、令和8年10月3日(土)に「医薬品ドローン搬送の実証実験」を実施します。大規模災害時に建物の倒壊や道路の冠水、交通渋滞によって医薬品の供給が滞る状況に備え、千葉大学医学部附属病院でインスリン製剤が不足した状況を想定して行われます。河川上空を活用した医薬品搬送の有効性と運用上の課題を検証し、災害時にも医療を継続できる搬送体制の構築を目指します。

消防艇からの離着陸と河川上空ルートでの搬送

実証実験では、東京湾上に停泊する消防艇「まつかぜ」からのドローンの離着陸と、都川公園から本町公園までの医薬品搬送をそれぞれ実施します。

河川区間では、ミリ波レーダーやステレオカメラなどの技術を活用し、都川にかかる5つの橋の下を通過します。目的地となる本町公園では、千葉大学医学部附属病院薬剤部が医薬品を受け取り、その後は陸路で病院へ届ける計画となっています。

運用手順の確認と今後の体制構築

実験では、消防艇での離着陸、河川区間での搬送、医薬品の受け渡しについて各手順を確認し、課題を整理します。同研究所などは今後、段階的な検証を重ねることで、災害時にも必要な医薬品を届けられる体制づくりを進めるとしています。

実証実験の概要と参加機関

実験のスケジュールおよび参加機関の詳細は以下の通りです。

  • 日時:令和8年10月3日(土)10:30~12:00頃(第二部のみ一般公開)
  • 主な取材場所:千葉市本町公園(千葉県千葉市中央区本町3丁目4−12)
  • 実証場所:東京湾上の消防艇「まつかぜ」、都川公園から本町公園までの都川上空
  • スケジュール:
  1. 8:30〜 第一部海上実験(停泊中の消防艇「まつかぜ」からドローンが離着陸)
  2. 10:30〜 第二部河川実験と受け渡し(都川公園から本町公園へ5つの橋の下を通過して医薬品を搬送、病院薬剤部が医薬品を受け取り本町公園から病院へ陸路で搬送)
  3. 11:30〜 実証実験後記録・インタビュー
  4. 12:00頃 解散
  • 参加機関等:千葉大学災害治療学研究所、千葉大学医学部附属病院(救急科・集中治療部、薬剤部)、千葉大学工学部、千葉市、順天堂大学、JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)

本記事は千葉大学災害治療学研究所の発表をもとに作成。

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