衆院選マッチングサイト「投票マッチング」、利用者58万人突破

日本最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営するイチニ株式会社は、第50回衆議院議員総選挙に合わせて「投票マッチング」サービスを開始した。このサービスは、利用者が政策に関する20の質問に回答することで、自身の考えと国政政党の政策とのマッチング度を測定できるものだ。

「投票マッチング」は10月16日夜にオープンし、わずか3日間で利用者数が58万人を突破した。前回の衆院選では50万人に達するのに4日かかったことを考えると、利用者数は大幅に増加している。特に18~30代の利用者が60.7%を占めており、若い世代の関心の高さが伺える。

質問内容は、政策活動費の廃止、消費税減税、年収の壁問題、高齢者医療費の自己負担など、幅広い分野に及ぶ。各質問には解説文とメリット・デメリットが記載されており、利用者が判断しやすいよう配慮されている。

イチニ株式会社は、約2,500万ユーザーが利用する「選挙ドットコム」を通じて、選挙情報や立候補者情報をデータベース化し、有権者が政治に参加しやすい環境づくりを支援している。また、地方議員向けの勉強会なども実施し、官民学の連携によるイノベーションの促進に取り組んでいる。

今回の「投票マッチング」の結果から、衆院選への高い関心、特に若い世代の関心の高まりが明らかになった。選挙ドットコムのような取り組みが、有権者と政治をつなぐ架け橋となることが期待される。

valvix

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