XREAL、スマホ並みの性能を持つARデバイス「XREAL Beam Pro」発売
AR(拡張現実)グラスを開発・販売するXREALは2024年8月6日、3D空間撮影カメラを備えた最新ARコンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」の販売を開始した。
XREAL Beam Proは、AR向けに最適化されたAndroid 14ベースの「NebulaOS」を搭載し、まるでスマートフォンのようなARコンピューティングデバイスとなっている。背面には50MPデュアルカメラを搭載しており、同社のARグラスに最適化された3D写真・動画の撮影が可能だ。
3D空間撮影用のデュアルカメラは、60FPSのハイフレームレートと30FPSの手振れ補正に対応。XREALのARグラスシリーズと組み合わせることで、高い没入感のある3Dコンテンツインタラクション体験を簡単に楽しめるという。
また、コントローラーやキーボードも接続でき、ユーザーの利用シーンが広がる。いざという時にはモバイルバッテリーとしても使用できる。
Nebula OSシステムは、アプリケーションの3Dユーザーインターフェースインタラクションを実現し、マルチタスク管理と処理を可能にする。さらに、一般的なAndroidアプリのダウンロードとインストールもサポートし、ソフトウェア機能の体験がより充実するとのことだ。
その他のスペックとしては、SnapdragonⓇ spatial companion processorの「空間コンパニオン オクタコア CPU」を搭載。メモリは6GB/8GB、ストレージは128GB/256GBで、SDカードスロットにより最大1TBまで拡張可能。4300mAhのバッテリーを内蔵し、サイズは162.84mm×75.55mm×10mm、重量は約208g(バッテリー含む)となっている。
XREAL Beam Proの価格は、128GB+6GBモデルが32,980円(税込)、256GB+8GBモデルが39,980円(税込)。公式サイトやAmazon、全国の大型家電量販店(一部店舗除く)にて販売される。