SIVAが4社をグループに迎え7社体制へ 売上高70億円超を見通す
業界特化型ソフトウェア企業のグループ経営を展開する株式会社SIVAは、2026年9月期にメディアリンク・アイ、エス・エス・ビー、ウィル・ドゥ、ウィ・キャンの4社が新たにグループへ参画し、グループ会社7社体制となったことを明らかにした。同社は今後も、特定の業界で長く必要とされてきたソフトウェア企業を対象に、事業承継や次の成長を目指す経営者のパートナーとして投資と経営支援を継続していく方針だ。

株式会社SIVAは、2024年にSquadを起点とするグループ体制を整え、2025年9月期末にはベルティス、ビジネスブレーンを含む3社体制となった。2026年9月期には新たに4社が参画し、5つの事業領域をカバーする7社体制へと拡大している。


グループ会社の本社は東京、岡山、大阪、茨城、三重の5都府県に広がっている。7社のうち5社は創業・設立から20年以上経過しており、最も歴史の長いエス・エス・ビーは1977年設立で50年近い歴史を持つ。都市部にとどまらず、地域に根ざした業界知識と顧客基盤を持つ企業への投資を進めている点も同グループの特徴となっている。
利益成長の実績と2027年9月期の業績見通し
1期目にグループインした3社(Squad、ベルティス、ビジネスブレーン)を含めた2026年9月期は、連結ベースで売上高約40億円、調整後EBITDA約12億円(前年比20%増)となり、利益成長と高い利益率を両立した。なお、調整後EBITDAは営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&A関連費用にて算出されている。
2027年9月期については、新たなM&Aを含まない現在のグループ会社7社構成で、連結売上高70億円超、調整後EBITDA20億円超を見通している。
グループ参画後の経営支援(PMI:ポスト・マージャー・インテグレーション)では、各社が培ってきた顧客との関係や業界知識を生かしながら、サービスの開発・提供体制をグループ全体で整備している。例えばビジネスブレーンでは、リカーリング収益モデルへの移行支援やサービス開発支援を通じて、月次経常収益(MRR)の拡大や、ホテルチェーンへの導入に向けた営業・導入体制の整備が進んでいるという。
代表取締役CEOの杉浦稔之は、グループ会社が増えるほどニーズに応える体制やノウハウに厚みが増すとし、「私たちは今後もスピードを緩めることなく、M&Aによるグループ拡大を続け、ビジョンの実現に挑み続けます」とコメントしている。
今後もデジタル広告、中古車、旅行・観光、医療、美容など、すでにグループ企業を持つ領域を含め、特定業界の基幹業務を支えるソフトウェア企業への投資を進める方針で、2027年9月期にはグループ10社以上の体制を目指すとしている。
株式会社SIVA 会社概要
- 社名:株式会社SIVA
- 所在地:東京都港区芝5-26-16 Mita S-Garden 4F
- 代表者:代表取締役CEO 杉浦稔之
- 事業内容:業界特化型ソフトウェア企業のグループ経営
- URL:https://siva-s.com/
同社は、杉浦稔之が自己資本のみで創業・成長させた株式会社Squad(当時の社名は「株式会社SIVA」、現在はSquad beyondを運営)をJGIAへ売却し、その売却資金を全額再投資して2024年にJGIAとの共同出資により持株会社として設立された。2024年10月の本格始動以降、出資と借入を通じて総額140億円以上(2026年9月末時点)を調達し、グループの拡大を進めている。
本記事は株式会社SIVAの発表をもとに作成。
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