糖質の摂取量が多い方だと思う人は5割弱、摂取量と意識を調査

マイボイスコム株式会社が2024年9月に実施した「低糖質食品に関する調査」によると、自身の糖質摂取量が多いと考える人は全体の約5割に上ることが明らかになった。一方で、糖質摂取量が適量だと感じている人も4割強に達した。

糖質を意識して飲食する理由としては、「生活習慣病、メタボの予防」が最も多く、全体の53.9%を占めた。次いで「体型・体重が気になる」が34.4%、「健康によさそう」「血糖値の改善」「糖尿病などの病気の改善」が25~27%となった。

性別・年代別に見ると、「健康によさそう」「糖質の多い食品・飲料が食べたいが、糖質のとりすぎが気になる」は女性の回答率が高く、「体型・体重が気になる」「ダイエット」「美容のため」は若年女性で高い傾向が見られた。一方、「糖尿病などの病気の改善」「血糖値の改善」は、男性の60~70代で回答率が高かった。

直近1年間に低糖質商品を購入した人は約64%に上り、食品では「ヨーグルト」が15.5%、「パン類」が14.0%、飲料では「ビール類」が16.7%、「飲料(お酒以外)」が11.0%と、日常的な食品や飲料で低糖質商品が選ばれていることがわかった。

低糖質商品の購入意向は、「購入したい」「まあ購入したい」を合わせて4割弱。女性の10・20代では5割弱、直近1年間に低糖質食品を購入した人では6割に達し、若年女性や低糖質商品の利用経験者で購入意欲が高いことが明らかとなった。

この調査結果から、糖質摂取量への意識の高さと、生活習慣病予防や体型管理などを目的とした低糖質商品への需要の高まりがうかがえる。今後も健康志向の高まりとともに、低糖質食品市場のさらなる拡大が予想される。

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