ツーリズムEXPOジャパン2026に江蘇省が出展 伝統工芸や世界遺産の魅力を発信
東京ビッグサイト(東京国際展示場)で9月24日から27日にかけて開催された「ツーリズムEXPOジャパン2026」に、江蘇省文化観光機関が中国館に出展しました。世界74の国・地域から文化観光関連機関が集うなか、「水の趣江蘇あなたがいればさらに美しい」をテーマに、江蘇の景観や世界遺産、無形文化遺産の魅力を紹介しました。会場では展示や体験イベントなどを通じ、来場者に向けて江蘇の文化観光情報が発信されました。
世界遺産や伝統工芸品を紹介する江蘇展示エリア
中国館の江蘇展示エリアでは、世界文化遺産である明孝陵石象路をビジュアルの中心に据え、イチョウが石刻の参道を覆う秋の風景を通じて文化遺産の動態的保存の理念を紹介しました。
ブース内には、以下の伝統工芸品やクリエイティブ商品が陳列されました。
- 南京雲錦
- 南通藍染め布
- 蘇州刺繡
- 揚州絨花(ビロードで造った花や鳥など)
- 連雲港貝細工
- 塩城塩彫刻


精巧な無形文化遺産工芸品に対し、多くの来場者が足を止めて鑑賞や写真撮影を行っていました。
伝統技芸を体感できる無形文化遺産ワークショップ





会場では、来場者が自ら体験できるプログラムとして、金箔扇子制作と螺鈿象嵌手作りの2つの体験企画が用意されました。参加者は伝統技芸の実践を通じて、無形文化遺産に込められた文化的意味や手作りの魅力に触れました。
また、SNSへの投稿や手作り体験への参加で応募できる抽選イベントや、日本語版江蘇文化観光リーフレットの配布も実施され、渡航に関する問い合わせ対応などが行われました。


観光プロモーションと食文化の発信
特別文化観光プロモーションのセッションでは、4つの世界遺産を軸に、江蘇13市の山水景観や歴史遺跡、生態湿地が紹介されました。ショートムービーの上映やクイズ形式の企画を通じて江蘇と日本の文化的つながりが語られ、参加した旅行愛好家の田中氏は蘇州庭園の造園美学や江南の詩情について触れ、実際に散策してみたい旨を語りました。

さらに、アジア食文化のコラムニストである伊能澄子氏もブースを訪れ、スタッフから食資源や食文化について説明を受けました。伊能氏は水郷古鎮の景観や郷土菓子、軽食に関心を示し、現地を訪れて本場の江蘇伝統料理を味わいたいと期待を寄せました。
日本の旅行業界関係者との連携強化
会期中は一般来場者に加え、中日文化観光業界の関係者やバイヤーも多くブースを訪れました。複数の日本の旅行業者が江蘇側の担当者と面談し、訪中観光商品の企画・開発や市場開拓について意見を交わしました。
江蘇省は今後も入国観光の利便向上施策を推進し、海外プロモーションを通じて各国の文化観光業界との交流・連携を強化していく方針です。
本記事は江蘇省文化観光機関の発表をもとに作成しました。
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