グランピング、つまり「グラマラスなキャンピング」が人気を博している。自然体験施設の予約情報サイト「ワングランピング」を運営する株式会社vivianeが、全国の10代から60代までの男女300名を対象に、「グランピングに行ったら何をしたいか？」を調査した。

その結果、グランピングに行く人々が最も求めているのは、都会の喧騒から離れて星空を見ることだった。全体の34.0%が「星空を見る」を選び、その理由として「自然の中で空を見上げて星を見るという行為がとても贅沢だと思う」や「普段星空が見えない地域に住んでいるので、特別感をゆったりとした時間で味わいたい」といった声が寄せられた。

一方で、「温泉に浸かる」と「大人数でバーベキュー」が同率の14.3%で2位に。特に温泉については、「自然の中でお湯に浸かる幸せはこの上ないものです」という40代男性の声や、「温泉が大好きなので一日の疲れを取るために温泉に入りたい」という20代女性の声が寄せられた。また、バーベキューについては、「皆でワイワイするのが好きだから」という30代女性の声や、「大勢でアウトドアのご飯はとても美味しいし、友人や家族と色々な話をしてみたいから」という50代女性の声が寄せられた。

その他にも、「家族でアクティビティ」や「カップルでゆっくり過ごす」がそれぞれ12.7%、7.3%でランクイン。特に家族でのアクティビティについては、「準備や計画に手間取るアウトドアを、家族と一緒に気軽に思い立ったときに楽しみたいから」という40代女性の声や、「親孝行も兼ねて、自然を楽しみながら家族でゆっくり過ごしたい」という30代男性の声が寄せられた。

この調査結果から、グランピングに行く人々は、普段の生活ではできない特別でゆったりとした時間を過ごすことによって、心も体もリフレッシュすることを求めていることが分かる。また、大切な友人や家族、恋人と楽しい思い出を作りたいと思っている人が多いことも明らかになった。