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アニコム損保 N-NOSE®わんちゃん利用後のがん診療長期追跡調査を実施

アニコム損害保険株式会社は、株式会社HIROTSUバイオサイエンスが販売する愛犬向けがんリスク検査「N-NOSE®わんちゃん」利用後のがん診療に関する長期追跡調査を実施しました。両社は2024年2月にも追跡調査結果を公表していましたが、保険金請求データの蓄積が進んだことから、あらためて調査が行われました。

調査の概要と解析方法

今回の調査は、「N-NOSE®わんちゃん」を利用したアニコム損害保険株式会社の契約どうぶつ(犬1,180頭)を対象としています。調査期間は2023年5月9日~2026年3月31日です。

主解析では、結果開示後6か月以上、保険金請求データを追跡可能であった症例を対象に、新規がん治療推定率を算出しました。保険金請求データから腫瘍(悪性腫瘍疑いを含む)関連請求を抽出し、結果開示前から継続して治療していたと考えられる症例を除外したうえで、新規にがん治療を開始したと推定される症例を集計しています。また、最大2.5年間の追跡データを用いた長期的な傾向についても参考分析が行われました。

なお、アニコム損害保険株式会社(東京都新宿区、代表取締役 野田 真吾)はペット保険シェアNo.1(※)の保険会社です。 ※シェアは、各社の2025年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2026年ペット関連市場マーケティング総覧」調査

判定リスクに応じた新規がん治療推定率の傾向

調査の結果、新規がん治療推定率は低リスク判定群(A~C判定)が1.6%、高リスク判定群(D・E判定)が6.9%となり、高リスク判定群が低リスク判定群の約4倍となりました。

E判定群においては、新規にがん治療を開始したと推定された7件(14.0%)について確認したところ、いずれも同社の保険金請求データ上で結果開示前の腫瘍治療歴は確認されませんでした。さらに判定別の新規がん治療推定率では、A判定からE判定に向かうにつれて新規がん治療推定率も上昇する傾向が確認されています。

最長2.5年にわたる長期追跡と今後の検証

今回の調査では、結果開示後6か月を主指標とした分析に加え、結果開示後最長2.5年にわたる追跡分析も実施されました。その結果、高リスク判定群は追跡期間を通じて低リスク判定群より高い割合でがん治療に至る傾向が確認されています。

なお、本調査は保険金請求データを用いた後ろ向き観察研究であり、「N-NOSE®わんちゃん」の利用や判定結果と、その後の腫瘍関連治療との因果関係を示すものではありません。また、保険金請求データで把握できる診療情報に基づくため、すべての診療歴を反映するものではないとしています。

アニコム損害保険株式会社は、検査、予防、診療の連携がどうぶつの健康寿命延伸にどのように寄与し得るかについて、引き続き知見の蓄積を進める方針です。

株式会社HIROTSUバイオサイエンス 会社概要

  • 所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート22階
  • 設立:2016年8月
  • 代表取締役:広津 崇亮
  • 事業内容:生物診断研究(線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売)

本記事はアニコム損害保険株式会社の発表をもとに作成しています。

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