NEC、シュナイダーの電力設備管理ArcFMで国内初のSIパートナー認定を取得
日本電気株式会社は、シュナイダーエレクトリックが提供する電力会社や電力系通信事業者向けの地理情報システム(GIS)を活用した設備管理ソリューション「EcoStruxure™ArcFM」のSIパートナー認定を日本で初めて取得した。これにより両社はArcFMのSI領域で協業し、国内での提供を開始する。電力・通信設備を地理情報システム上で可視化し、日本の電力網や電力保安通信網のデジタル化と国際標準化を推進する狙いがある。
協業の背景とユーティリティ業界の課題
近年、国内では送配電設備など社会インフラの老朽化、再生可能エネルギーの普及、人手不足などを背景に、送配電網の高度化やデジタル化が求められている。
一方で、日本の電力・通信をはじめとするユーティリティ業界では、各社が独自の設備管理システムや運用プロセスを採用している事例が多く、データ連携や設備情報の一元管理が課題となっている。
設備管理ソリューション「EcoStruxure ArcFM」の特長
シュナイダーエレクトリックが提供するArcFMは、電柱、電線、変圧器、開閉器、変電設備といった送配電設備などの資産を地図上に可視化するソリューションである。設計、保守、運用に関する情報を統合管理し、業務効率化や迅速な意思決定、送配電網の運用の最適化を図る。
本ソリューションはEsri社の「ArcGIS Utility Network」を基盤としており、ユーティリティ業界の国際標準データモデルに準拠した設備管理・設計環境を提供している。世界500社以上のユーティリティ事業者に採用された実績を持つ。また、高度配電管理システム(ADMS)との連携にも対応しており、送配電設備や電力保安通信設備に関するデータをシームレスにつなぐデジタルワークフローの構築が可能である。
日本のユーティリティ事業者にグローバルソリューションを導入するにあたっては、事業者ごとに固有の業務プロセスや設備管理手法、運用要件への対応が必要となる。社会インフラ領域でシステム構築・運用実績を持つ日本電気株式会社のシステムインテグレーション力と、シュナイダーエレクトリックのグローバルプラットフォームを融合させることで、国内送配電網の高度化やデジタル化、国際標準化の推進に貢献するとしている。
両社は今後もプロジェクトでの連携を強化するほか、日本市場向けの新機能やソリューション開発、さらには他のユーティリティ領域における協業も進める方針である。
会社概要および問い合わせ窓口
日本電気株式会社
- 概要: 125年の歴史を持つ、ITサービス事業・社会インフラ事業をグローバルに展開する企業。価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」を中核にDXを推進。
- 公式サイト: https://jpn.nec.com/
- 問い合わせ先: NEC ライフラインソリューション統括部 大須 隆寿(おおす たかとし)Email:info@lifeline.jp.nec.com
シュナイダーエレクトリック
- 概要: 電化・自動化・デジタル化を通じてエネルギーテクノロジーを提供するグローバル企業。世界100か国以上に広がる16万人の社員、100万のパートナーを展開。
- 公式サイト: www.se.com/jp
- 関連ページ: https://www.se.com/jp/ja/product-range/62051-arcfm/#overview
- 問い合わせ先: シュナイダーエレクトリック 広報担当:松田 依子(まつだ よりこ)TEL:070-2324-6673 Email:PR-Japan@se.com
本記事は日本電気株式会社およびシュナイダーエレクトリックの発表をもとに作成。
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